中国や東南アジアの都市に、 高度成長の以前の、 日本の密集市街地の成立時期を彷彿させるものがあるのではないのかということで、 ベトナム、 インドネシア、 上海、 台湾といったところの密集市街地の話を聞きたいと思いました。
特に上海は、 ものすごいスクラップアンドビルドをやっています。 密集市街地の解消にはなるのでしょうが、 あんなに壊して都市の記憶を消してしまう都市整備への疑問を持ってしまいますが、 今回は話題からは割愛しています。
アジアの密集市街地の代表としてインドネシアのカンプンには、 高度経済成長以前の日本の密集市街地を観ることができると聞いております。 その紹介と、 あわせて密集市街地対策として有名なKIP (Kanpumg Improvement Program)のお話を通じて日本の密集市街地について考えていきたいと思います。
それでは、 「インドネシアのカンプンとKIP」と題して、 エリサさんにお願いいたします。
インドネシアのカンプンとKIP
大阪大学大学院
エバウニ・エリサ(Evawani Ellisa)
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