海外都市の密集市街地に学ぶ
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景観
井戸とか、 共同に使う施設とかは、 カンプンの中でのふつうの風景です。
KIPのおかげで、 カンプン・ビューティフル・ムーブメントも行われています。 独立記念日の時とかに、 派手な旗で飾ったりして、 カンプンが化粧しているみたいです。 みんなも生き生きしています。
カンプンの入り口に立派な門を作っています。 ローカルアーティストの人は、 こういうところで自分のアートのセンスを発信できるのです。
改善活動は軍隊と一緒に行われています。 面白い事に緑色がめだっています。 緑色は軍隊のシンボルカラーですから、 カンプンの人たちと軍隊の人たちが仲良くなるようにということで、 緑色に塗られたわけです。
カンプンのパブリックメッセージは、 エリートの人が見たらちょっと柄が悪いと思うかもしれません。 しかしこれは、 カンプンのオリジナルですから、 いいことだと思います。
カンプンの人たちでも緑が好きな人たちがいますし、 あまり好きでない人もいます。 緑があるかどうかは、 住民の興味と関係があります。 でも、 カンプンの中にも緑が結構あります。
バリのカンプンですが、 これは宗教の関係で飾られています。 感動的なパブリックメッセージが生まれています。
カンプンのサウンドスケープの一つとして、 鳥の鳴き声があります。
カンプンの家の材料とか、 技術は、 家の周りにある材料か、 誰でもできるような技術でできています。
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前田裕資
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