都市案内の研究
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看板の置き方にストーリーが必要

材野博司

改行マーク後藤さんが指摘されたことについては、 私は看板についてもストーリーを都市の中できっちりと作るべき時代に来ているということだと思います。

改行マーク10m手前から見えればいい看板を50m先からも見えるように大きくつくる権利を剥奪すべきです。 その辺のランキングをストーリーの中できっちり作っておけば、 余計なものが出てこないと思います。 ヨーロッパではそれをやっているわけですが、 真似をするというのではなく、 日本なりのストーリーでそれを作っていく必要があると思います。

改行マークその人だけに必要な案内、 すぐそばに来たら目につけば良い端末情報をドカンとやっている看板を、 市民がコントロールできていないというのは寂しい状況です。

改行マーク今、 橋爪先生がおっしゃった、 出口3番という案内は誰にとっても重要な情報です。 そういった情報と特定の人だけが必要な情報をどこで分けるのかを考えていく必要があります。 また、 端末情報でも公共的な情報と私的な情報があるわけです。 例えば、 公共の面積は6で多く、 個人の面積は4と少ないというようなストーリーが、 そろそろ必要なのではないかと思います。

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