新アテネ憲章1998について
前に 目次へ 次へ
鳴海先生には、 憲章の本文の行間にある問題を解説していただきました。 私も初めてああそうかと納得した次第です。
さて、 新アテネ憲章が出てきた背景に、 今、 ヨーロッパがいろんな意味で変わりつつあるということがあると思います。 そのなかで都市計画の分野でもひとつの共通認識が必要になったのだろうと思います。 しかし、 どうして「新アテネ憲章」という言葉を使ったのかに興味がわき、 アテネ憲章と比較して検証してみたいと思いました。 これがコメントの第1点です。
また旧アテネ憲章はあまりヨーロッパを意識しないで作られたものですが、 新アテネ憲章は強くヨーロッパを意識しています。 ですから、 第2点として日本あるいはアジアの都市計画の視点から考える必要があるだろうと思い、 アジアの現状と新アテネ憲章を比較してみました。
さらに3つ目としてあげたいのは、 日本の都市をどう位置づけるかです。
どこまで整理できるか分かりませんが、 この3つの視点から考えてみたいと思います。
前に 目次へ 次へ
このページへのご意見は前田裕資へ
(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai
JUDIホームページへ
学芸出版社ホームページへ