パブリックを問う(1)
左三角
前に 上三角本文へ 三角印次へ

 ここでわざわざシーグラムビルを持ってきたのは、 現在では必ずしも成功した例としては捉えられていないからです。 この場合も、 モダニズムの抽象的な立面に対して、 抽象的な平面を持ってきて、 きれいなお皿を用意してしまっている、 あるいは公共の空間としてのステージを用意してしまっているわけです。 では、 そこに人が来るかというと、 来ないわけです。 寄りつきどころがない。 この設計自体にも問題があるでしょうし、 当時の公開空地の考え方にも問題があったのではないかと思います。

左三角前に 上三角本文へ 三角印次へ


このページへのご意見は前田裕資

JUDIホームページへ

学芸出版社ホームページへ