未完の大器?−ブラジリア
地域計画建築研究所大阪事務所 堀口浩司
ブラジリアは都市のスケールの大きさや生活関連機能の不十分さなどから、 建設当初から国内外の専門家からは評判の良くない都市の代表である。 しかし都市として成熟化のプロセスにあり、 首都建設は今も進行中でした。
ブラジリア位置図 |
ブラジリアのプラン |
しかし、 その後ブラジリアの人口増加は著しく、 1977年には郊外に衛星都市を建設するプラン(PEOT)を策定し、 都市圏の開発計画とした。 当初の計画人口は西暦2000年に50万人規模ということであったが、 都市圏人口は既に200万人規模に発展している。
ブラジリアの中央官庁街 |
フリーマーケット |