まち居住通信2
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1999年度は
こんな活動をします

 

 

1 賃貸借契約システムの改善提案を作成します

改行マーク賃貸借事情の国際比較をした結果、 「礼金」や「更新料」があるのは日本だけでした。 これらの慣例・慣習に基づく契約方法を改めて、 もっと公正で明瞭な賃貸借契約に改善していくための改善提案を作成します。


2 外国人と共に暮らすというテーマで冊子を作成します

改行マーク生活ルールの内容やトラブルとされる事柄は、 国によって千差万別で、 万国共通的な考え方はできません。 ですから外国人向けには、 生活ルールの背景にある日本の文化や価値観・生活様式を伝えながら生活ルールを理解してもらえるような冊子が、 日本人の不動産屋さんや家主さん向けには、 各国の暮らしぶりを紹介するような冊子が必要だと感じています。 1年間かけて、 実際に役立つ冊子として作成したいと考えています。


3 大久保の1年間を写真で記録します

改行マークいろいろな国籍・民族の人が共に暮らす街・大久保の素顔を1年間かけて写真で記録します。


4 大久保の人たちとネットワーク形成します

改行マーク外国人と共に住むということから派生する問題は、 「住まい」「商店街」「子育て」など多方面にわたっています。 同じ問題を抱えていろいろな活動をしている人たちが情報交換することにより、 思わぬ解決策やよいアイデアが生まれるかもしれません。 少しずつネットワークを広げていければと考えています。

改行マーク5月18日に地元商店会の若手有志の方たちと情報交換会を開催しました。

改行マークまた、 地域の市民活動グループ〈共住懇〉や多文化教育研究所などともお互いに連携しています。


5 他の外国人多住地域とも情報交換したいと思います

改行マーク大久保の経験を全国の外国人居住に関わる地域に伝え、 情報交換することができればと考えています。

改行マーク6月4日に、 神戸市長田で阪神・淡路大震災を契機に進められているのまちづくりへの取り組みを記録したドキュメンタリー・ビデオ「多民族社会の風」の上映会を、 大久保通りの ペアーレ新宿にて開催しました。 当日は、 神戸から監督の青池憲司さんをはじめ、 神戸アジアタウン推進協議会の日比野純一さんなど、 地元で活動の推進役を担っているキー・パーソンが大久保に集合し、 大久保の人たちと情報交換や交流を図りました。 参加者は、 会場の定員いっぱいの約60名も集まり、 交流会会場になったミャンマー料理店でも、 身動きできないほどの状況で、 大盛況のうちに終わりました。

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