大久保定点観測'98〜外国人関連施設の現状
外国人関連施設分布図 |
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外国人関連施設数の変遷(業種別) |
外国人関連施設数の変遷(国・地域別) |
韓国系不動産会社。 隣には韓国系の携帯電話取次店が入っている。
ハングルの看板があふれる通り
韓国系の書籍・CD専門店
93年・96年の調査では、 同国人同士の利便のために自国の食材やビデオ、 美容院などの店舗を開店しているという印象を受けたが、 98年調査では、 日本人や他の国の人たちも積極的に対象にしようとする店舗が少なからず見られた。 同時に日本人が経営する店舗の中でも、 数カ国語の看板を出したり品揃えを変えたりと、 外国人顧客に対応しようとする様子がうかがえた。 このようなマーケット対象の広がりと対応によって、 外観から“外国人関連施設”をカウントするという調査方法だけでは実情の把握が難しくなっている。 そもそも“外国人関連施設”という捉え方が、 次第に意味をなさなくなってくるのだろう。
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