まち居住通信7
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大久保民泊ツアーレポート

 
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■民泊ツアーに決まるまで

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民泊ツアーに至るまで
 「今年は何か面白いイベントをしたいわよねぇ、 うふふふ」という稲葉ボスの一言で、 私たち、 “まち居住研究会”のみんなは動きだしました。

 「そうだねぇ、 現地視察とかいいよね。 」そんな声が次々と涌き出てきて、 おもしろイベントを企画することに決定! 幹事は最も頼りない、 小口と村井…。 「おいおいダイジョブ〜?」と思いつつも、 「うん!楽しそう!」の声に押されスタートです。

 「大久保と同じように外国人居住の多い地域を訪問してみたいよね。 」「大泉町のサンバツアーとか!」「大泉町はサンバにあわせて行くと混雑して大変かしら。 」みんなで話し合って、 「大久保の韓国人が経営している民宿に泊まってみたいね〜」という意見から、 題して「大久保民泊ツアー」企画が始まったのであります。


■ここで…「民泊って何?」

 発音は「ミンバク」に近く、 民宿のこと。 大久保は外国人が多く、 最近は韓国人の増加が目立ちます。 留学・ビジネス・起業など…。 学校や仕事探しなどで、 夏休みなど長期休暇時は混雑するようです。

 現在、 山口県にいる研究会メンバー、 朴さんからのお助けメールを見てみましょう。 「韓国民宿は、 "滞在型"と"旅行型"がありますが、 私も知っている所は2ヶ所しかありません。 先日東京に行った時に泊まったところは、 両方扱っているような感じでした。 やはり直接泊まるなり、 インタビューしないとわからないのが現状です。 相場は民宿によってほとんど変わりません。 相部屋は一泊2,500円、 一人部屋は4,000円でした。 民宿は韓国語情報誌に載っていますが、 韓国語ができないと読めないと思います。 場所を調べて泊まるのは良いと思いますが、 大人数で参加されると一部屋を与えられて、 民宿の雰囲気がわかりにくい面もあるかも知れません。 」(…後になって、 これがなんて的確なアドバイスだ!って事が分かるのでしたが!)


■わたしたち、 民泊に泊まれるかな??

 ―難関!準備期間―
 「ツアー予定日の8月11-12日までに、 なんとか民泊を押さえなくては!」幹事2人、 体は怠けつつも気は焦っておりました。 民泊の情報収集は“まち居住研究会”の朴さんからの情報と現地調査・聞き取りが頼り。

 まず、 朴さんが言っていた雑誌情報から。 まちに置いてある無料の韓国語雑誌の「ミンバク」(とハングルで)と書いてあるところに、 片っ端から電話してみますが、 つながらないところあり、 「…(日本語だとよくわからない)」などの対応に困り果てる始末(電話の向こうもきっと…)。 観光ガイド本やインターネットがあっても、 “どこに載ってるってもんではナイ”情報ってあるのですねぇ…。


■何度かの現地調査

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とっても親切な民泊で教えていただく
 最終の現地調査、 7月31日は、 暑い中歩き回り、 心理的ノックダウン含め、 2人ともクタクタになりました。 泊まる予定人数から、 必要な民泊は3つ。 この日は、 そのうち2件を見つけなくてはなりません。 聞き取りをしつつ、 何件も足で回りました。

 結局、 既に予約をしていた1件目の民泊を訪ね、 その民泊の方に1軒紹介していただけたのです。 残り1件も、 以前から目を付けていたところになんとか決定。 そして最後はめでたく2人で乾杯出来たのでした。 (そして、 活け造りのお魚の眼に睨まれたり、 刺身が多すぎて、 お腹が苦しくなったり!)




■いよいよツアー当日

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民泊探し奮闘マップ
―1日目は8月11日(土)16:00。

 JR新大久保駅。 雨の中みんなぱらぱらと集合。

 O:集合しましたね。 じゃぁ行きましょうか!

 まず男性陣を見送る。 まだ山本さん1人。 不安げな山本さんに、 ニコヤカに手を振り、 次は女性陣のHU民泊。 送りがてら、 ついでに中も見せていただく。 その後、 残りのメンバーもSN民泊へ向かい、 それぞれくつろぎモード。

―17:00ころ。 それぞれの民泊で。

 M:他のグループはなにしてるんだろね。 1人で待ってる山本さん、 心配してるかな。
 Oから電話:SP民泊の見学もあるしね。 じゃぁドンキホーテで待ち合わせしよう。

―18:00過ぎ。 ドンキホーテ

 M電話:遅れてゴメン。 店の中にいるの?
 O電話:え?どこ?すっごい雨じゃない!
 M:ここー!見学まで、 ここで雨宿りだね。
 O:日本人の民泊経営もいるんだね。 見学させてもらえるとは有り難い。

―18:30頃。 SP民泊を見学。

 宿泊者の滞在日数等々、 皆で質問。 そうそう、 大久保周辺には30ほどの民泊があるようです。

―19:30頃
 宴会のみ参加の山元さんと、 急病欠席の人の代わりに参加の救世主、 宮崎さんと合流。

―20:00〜「東海魚市場」にて宴開始。

 SP民泊の方も誘って夕飯。 大いに盛り上がる。

―22:00頃〜夜の大久保を探検!

 ハシゴ2軒目、 タイ料理屋でお茶。 各国料理店があるのはさすが!夜中の大久保を堪能しました。

―12:30頃には解散、 それぞれの民泊へ。

 M:布団を敷いて…。 代わりばんこにお風呂。
 O:なんだか修学旅行みたーい。 あのねー…(結局夜じゅう話していた!)

―面白い一夜が明けて、 2日目、 8月12日(日)9:00頃。 各々の民泊で朝食タイム

 O:チゲもキムチも美味しい!家庭の味だね。
 M:おじさんと奥さんと一緒に、 ちゃぶ台を囲む。 誰かさんちに泊まりに来た、 って感じ。

―10:00頃。 デニーズで合流。 それそれの民泊の報告。 山本さんはデジカメで編集して見せてくれた! …お昼頃に解散(完)

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