スーパーなどでは麺類と調味料は別の棚だが、 季節によりそうめんとつゆを同じ場所に置いている。 当たり前のようだけどこうした配慮が書店には欠ける。 店の中の迷子は、 店の恥じである。 多層階の書店で五階まで上がってきた読者が、 「税金の本はどこでしょう」と聞くと「三階です。 」と簡単に答えているが、 その読者が五階まできたのには、 なんらかの理由があるはずである。 間違わせたのは書店の責任である。 「申し訳ありません。 三階の売り場の○○あたりです。 」くらいの気持ちで応対しなければこの間違いはまた繰り返される。 百貨店には各所に案内係が配置されているが、 大型店の場合これくらいの配慮は必要なのではないだろうか。
そうそうこの間、 ある大型書店で「ぴあマップ」を買おうとして、 地図売り場を探した。 さんざん探したあげく、 見つからないのでカウンターで問い合わせた。 するとさりげなく、 「ぴあコーナー」にございます、 だって。 これって僕が悪いの?