棚の配置で死角が出来て、 そこが万引きの巣になるというのはよくある話です。 コーナーに鏡やら監視カメラを設置している書店があるけれど 、どれだけの効果があるのかはわかりません。 万引きは捕まえる努力をするよりもさせない努力をするほうが効果があるようです。
例えば、 周囲のことには目もくれず一生懸命棚の整理をするのもいいけれど、 どんな人がどんな本を選んでいるのかチョット見てみたり、 店の中を長時間ウロウロしている人には、 何かお探しですか、 と声をかけたり、 レジがヒマだからといって楽しいオシャベリに夢中になったりしないで、 ちゃんと正面を向いているとかすることで、 見られることが嫌いな万引きに警報を発することができるのです。 つまりお客さんに無関心にならないで、 自分の店のお客さんに対して興味を持って接することが、 店のお客さんを理解することと、 万引き防止に役立つというわけです。
でも悪い人は、 ほんのほんの一握りの人です。 すべての人を疑って見てはいけません。あなたの目付きが悪くなりますから。