MR漆とは
  •  漆液中には酵素ラッカーゼが活きています。このラッカーゼの働きによって、漆の主成分であるウルシオールが空気中の水分から酸素を取込み重合され、漆の硬化(乾燥)が起ります。この酵素は熱に弱く従来の精製法「鉢クロメ法」では熱をかけ撹拌するという精製過程のため、ある程度酵素を失活せぎるをえませんでした。
  •  私たちは漆液に熱を加えず、酵素を失活させない、さらに分散性の高い新精製法によりMR漆を開発しました。そして開発以来、様々な改良を重ね、MR漆の品質は格段の進歩を遂げました。これが第三世代のMR漆、MR-Ⅲ:雅です。
  •  MR-Ⅲ:雅は、漆本来の優れた性質を最大限に引き出すことに成功した画期的な漆なのです。さらに、LTH,NOAは特殊な製法(特許取得済)により、冬期にも確実に硬化します。これらは吹付塗装にも適しています。
  • 「MR漆」は株式会社佐藤喜代松商店および株式会社斎藤漆店の登録商標です。
    (登録第4999384号)
4つのラインナップ
MR漆

三本ロールミル精製漆

  • 塗膜が耐候性に優れる
  • 粘度が低く、直りが良い
  • 濁りがなく光沢度が高い.
  • 乾燥硬化が速く、カレキリが良い
  • 塗膜硬度が高く、傷つきにくい
  • 塗膜が耐沸騰水性に優れる、変色しにくい
乾燥性
粘度
LTH漆

低温低湿度でも乾く漆

  • 低温(10℃)低湿度(50%RH)の環境でも乾燥硬化が可能
  • 漆風呂の必要がなく室内・屋外で乾燥硬化が可能
  • 建築物塗装に最適
  • 乾きが速く、工期短縮が可能
乾燥性
粘度
NOA漆

かぶれにくい漆

  • かぶれにくい
  • LTHよりもさらに低温低湿度の環境条件で乾燥硬化が可能
  • 皮膚科の医師との共同研究により漆カブレのメカニズムを解明
乾燥性
粘度
DRM漆

きめ細かい肌が自慢の艶消漆

  • MR漆の艶消しタイプ
  • 粘度が低く直りが良い
  • 乾燥硬化が速く、カレキリが良い
乾燥性
粘度
各種データ

湿度60%RHにおける従来の精製漆、MR-Ⅲ:雅の乾燥時間 従来の精製漆が60%RHで乾くのはかなり困難。NOAはさらに速く乾く。

塗布後の漆塗膜の硬度変化「MR-Ⅲ:雅」は従来の精製漆と比較して硬度の立ち上がりが速く、さらに硬度が高い。

促進耐候性試験(ブラックパネル温度63±3℃、サンシャインカーボンアークによる紫外線照射および降雨) による漆塗膜厚の変化従来の精製漆と比較して「MR-Ⅲ:雅」の塗膜減少速度は遅い。

促進耐候性試験による漆塗膜の光沢保持率の変化従来の精製漆は急速に光沢が落ちるが、「MR-Ⅲ:雅」は光沢を保持し続ける。
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