- 漆液中には酵素ラッカーゼが活きています。このラッカーゼの働きによって、漆の主成分であるウルシオールが空気中の水分から酸素を取込み重合され、漆の硬化(乾燥)が起ります。この酵素は熱に弱く従来の精製法「鉢クロメ法」では熱をかけ撹拌するという精製過程のため、ある程度酵素を失活せぎるをえませんでした。
- 私たちは漆液に熱を加えず、酵素を失活させない、さらに分散性の高い新精製法によりMR漆を開発しました。そして開発以来、様々な改良を重ね、MR漆の品質は格段の進歩を遂げました。これが第三世代のMR漆、MR-Ⅲ:雅です。
- MR-Ⅲ:雅は、漆本来の優れた性質を最大限に引き出すことに成功した画期的な漆なのです。さらに、LTH,NOAは特殊な製法(特許取得済)により、冬期にも確実に硬化します。これらは吹付塗装にも適しています。
- 「MR漆」は株式会社佐藤喜代松商店および株式会社斎藤漆店の登録商標です。
(登録第4999384号)
三本ロールミル精製漆
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低温低湿度でも乾く漆
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かぶれにくい漆
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きめ細かい肌が自慢の艶消漆
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