日本マグネシウム学会 功労賞選考規定
(1) 本賞は日本マグネシウム学会功労賞と称する。
(2) 受賞候補者は原則として一般社団法人日本マグネシウム学会の名誉会員
および正会員であり、永年にわたりマグネシウムおよび関連するミネラ
ルの学問の発展、普及および、本学会の発展に貢献した者とする。
(3) 受賞者は本学会理事会にて選考され、総会の承認をもって決定される。
(4) 受賞者に対しては一般社団法人日本マグネシウム学会総会において表彰
し、功労賞楯と副賞を贈呈する。
(5) 本選考基準の改正には理事会および総会の承認を得ることを要する。
日本マグネシウム学会 学会賞選考規定
(1) 本賞は日本マグネシウム学会 学会賞と称する。
(2) 受賞候補者は一般社団法人日本マグネシウム学会の会員であり、発表
(または受理)されたマグネシウムおよび関連するミネラルに関する
英文原著論文筆頭著者とする。ただし、その研究は日本国内で行われ
たものであること。また、共著者は共同受賞とする。
(3) 受賞者は理事会において選考、審議、承認の上、総会の承認をもって
決定される。
(4) 日本マグネシウム学会賞は、原則として1年度に1名とする。
(5) 受賞者に対しては一般社団法人日本マグネシウム学会総会において表
彰し、学会賞楯と副賞を贈呈する。
(6) 本選考基準の改正には理事会および総会の承認を得ることを要する。
日本マグネシウム学会 奨励賞選考規定
(1) 本賞は日本マグネシウム学会奨励賞と称する。
(2) 受賞候補者は原則として会誌「マグネシウム」に掲載された原著論文の
筆頭著者とする。また、共著者は共同受賞とする。
(3) 受賞者(筆頭著者)は一般社団法人日本マグネシウム学会の正会員で論
文掲載時に満45歳未満の者とする。
(4) 理事は前年度に掲載された論文の中から第1位、第2位と考えられる著
者を選出し、所定の投票用紙に期日までに事務所宛送付する(電波的
記録を含む)。ただし、同一著者が2編以上の論文を投稿している場
合は著者の選択によりそのうちの1編のみを対象とする。
(5) 理事長は本投票を主計し、第1位2点、第2位1点として計算し、原則
として、得点の高い2名を受賞者とする。同点の場合は理事会の決
議による。受賞者候補者の資格調査は理事長が行う。
(6) 受賞者に対しては次年度の一般社団法人日本マグネシウム学会総会にお
いて表彰し、奨励賞楯と副賞を贈呈する。
(7) 本選考基準の改正には理事会および総会の承認を得ることを要する。
日本マグネシウム学会功労賞受賞者
回 | 受賞者名 | 受賞日 |
第1回 | 糸川嘉則 氏 | 第26回学術集会(2006.10.23) |
第2回 | 森井浩世 氏 | 第27回学術集会(2007.11.10) |
第3回 | 八瀬善郎 氏 | 第28回学術集会(2008.11.29) |
第4回 | 五島孜郎 氏 | 第29回学術集会(2009.11.28) |
第5回 | 西尾 晃 氏 | 第30回学術集会(2010.11.20) |
第6回 | 小林昭夫 氏 | 第32回学術集会(2012.11.17) |
第7回 | 岡崎正之 氏 菊地健次郎 氏 |
第33回学術集会(2013.9.28) |
第8回 | 齊藤 曻 氏 | 第36回学術集会(2016.11.19) |
日本マグネシウム学会奨励賞受賞者
回 | 受賞者名 | 論文名 |
第1回 | 田沼悟、富樫薫、竹内真弓 福井和彦、佐久間秀夫 |
Bartter症候群の1小児例ーIndomethacin 療法前後のMg代謝と筋組織像についてー |
第2回 | 郡健二郎、石川泰章、片山孔一、 児玉光正、高田昌彦、加藤良成、 片岡喜代徳、井口正典、栗田孝 |
地質及び飲料水中のマグネシウムによる尿路結石の予防効果について |
第3回 | 武田隆久、木村美恵子、横井克彦、 糸川嘉則 |
老人病院における入院患者の血液ミネラル性状―マグネシウムと他の微量元素の相関について |
田端エルミナりかる、大内尉義、K.Stergiopoulos、中村哲郎、 服部明徳、佐藤文泰、折茂肇 |
マグネシウム摂取の抗動脈硬化作用に関する実験的研究 | |
第4回 | 三谷和男 | アルミニウムによる神経変性について―マグネシウム欠乏状態における中枢神経系への影響 |
大友透、菊池健次郎、小村博昭、 鈴木真一郎、佐藤直利、高田珠、 南場雅章、丸崎茂、島崎優、 土橋和文 |
治療下慢性心疾患患者と急性期心筋梗塞患者における血清Mg濃度と重症度、及び血漿 noradrenaline 濃度との関連 | |
第5回 | 坂口英明、西尾晃、石黒茂 | Mg欠乏ラット摘出胸大動脈の norepinephrine収縮増強には α1-receptor 刺激によるCa流入増大が関与する |
岡崎正之、高橋純造、木村博 | 不均質系Mg含有アパタイトの結晶学的性質 | |
第6回 | 山本克人、坂東重信、生藤博行、 西角彰良 |
虚血時および再灌流時の電気生理学的変化に対する硫酸マグネシウムの影響―全身投与法とcoronary sinus retroinfusion 法の比較― |
西牟田守、児玉直子 | 日本人青年におけるマグネシウム出納 | |
第7回 | 五十嵐悦雄、鈴木仁、近藤英喜、 常松和夫、佐久間有寿、河又淳、 古川陽子、田沼悟 |
Mg欠乏ラットにおける体内組織Mg濃度と単核球内Mg量との関係 |
宮本篤、松野下高広、西尾晃 | Mg欠乏ラット摘出胸大動脈平滑筋のフェニレフリンによる収縮増強は細胞外Caイオンの流入増大による | |
第8回 | 神田純子、宮本篤、西尾晃 | Mg欠乏ラット摘出胸大動脈平滑筋細胞内遊離CaおよびMgイオン濃度 |
由田克士、田畑正司、森河裕子、 西条旨子、千間正芙、三浦克之、 中河秀昭、林宏一、大西孝司 |
中年男性におけるマグネシウム摂取量・摂取密度と食品群別摂取量および栄養素等摂取量の関連 | |
第9回 | 中川麻恵、藤本祐佳、松尾友明、 西尾晃 |
食餌性Mg欠乏ラットおよびイヌの血漿中に増加する分子量約38kDaタンパク質について |
松山とも子、坂口英明、西尾晃 | 食餌性Mg欠乏ラット摘出胸大動脈平滑筋のNO感受性増大 | |
第10回 | 池川雅哉、木村美恵子、本多和人、 巻田和雄、本山秀明、藤井理行、 糸川嘉則 |
南極雪中マグネシウムとその他の微量元素 |
陳恵君、木村美恵子、糸川嘉則 | リボフラビン欠乏によるラット組織中のミネラルおよびグルタチオンペルオキシダーゼ活性の変動 | |
第11回 | 岡部均、野末富男、高木康雄、 澤晶子、小林昭夫、井出徳宏 |
肥満児における全血イオン化Mgとインスリン抵抗性 |
田村明、吉本健治、中川裕美子、 松井徹、矢野秀雄 |
ブタ飼料への酵母フィターゼ添加がマグネシウム利用性に及ぼす影響 | |
第12回 第13回 |
大森英之、奥村浩明、松井徹、 矢野秀雄 |
安定同位体を用いた真のMg吸収測定法の検討 |
川村祐一郎、横山亜由美、佐藤伸之、 長谷部直幸、羽根田俊、菊池健次郎 |
大学入学検診時心電図におけるQT dispersionと血中マグネシウム濃度との関連 | |
柴田雅士、上嶋健治、橘英明、 安孫子明彦、原田雅子、深見健一、 平盛勝彦、遠藤重厚、鈴木智之、 稲田捷也 |
心筋梗塞症時のインターロイキン6(IL-6)産生におよぼす硫酸マグネシウム(MgSO4)投与の効果 | |
武田隆司、中村孝志、今西雅代、 武田厚子、武田隆久、太井秀行、 横山嘉人、池上良成、木村美恵子 |
高マグネシウム摂取による血清脂質系指標の改善 | |
第14回 | 阪本尚正 | 血清中オステオカルシンのGla化状態と血中、尿中Ca,P,Mgの糖負荷後変動との関係 |
第15回 | 松﨑広志、根元智子、増山律子、 上原万里子、鈴木和春 |
雄ラットにおけるマグネシウム欠乏食給与時の腎石灰化の発症と腎機能の変動 |
武田隆司、須山哲次、水口善夫、 石田円香、今西雅代、重富博之、 武田厚子、北村李軒、武田隆久、 木村美恵子 |
日本人中年男女の血中マグネシウムおよびその他ミネラル濃度 | |
第16回 | 伴みずほ、山名美奈子、塩谷知子、 吉田英美、大辻房枝、河北俊子、 齊藤昇 |
外来糖尿病患者における食物摂取頻度調査法によるマグネシウム摂取調査 |
第17回 | 古川由里子、鳥光 慶一 | ラット大脳皮質および海馬培養神経細胞に及ぼす低マグネシウムの影響 |
山下智栄、池川雅哉、加藤正博、 西口芳伯、指宿照久、林宏輔、 浦川孝宏、武田隆久、木村美恵子 |
矯正施設被収容者の施設入所前のマグネシウムおよびその他ミネラル摂取状況 | |
第18回 | 中谷友美、上原万里子、勝間田真一、 鈴木和春、酒井健介、大西竜子、 秋山聡子、太田篤胤 |
ラットにはマグネシウムに対する選択摂食能は存在しない |
近藤明子、西牟田守、宮崎秀夫、 花田信弘、武田隆久、木村美恵子 |
血液中濃度からみた日本人高齢者のマグネシウム栄養状態 | |
第19回 | 竿本新太郎、野村道康、山田勝久、 武田隆久、木村美恵子 |
深層海水利用による高機能スプラウト栽培の開発 |