OldPowerMac補完計画

〜愛機「Bekel1995」(PM7200/90)増強の軌跡 〜
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USBポートの増設 
   
公開:2001年3月01日
更新:2002年12月19日
スキャナー、プリンター、ペンツール等の周辺機器は、接続の規格としてUSB(Universal Serial Bus)を採用するものが多くなり、旧PowerMacの規格であったADB、 SCSIなどを採用した新製品はほとんどみかけなくなりました。そこで旧PowerMacのユーザーが最新型の周辺機器を使用するためにはUSBポートを増設する必要があります。

ところで、ユーザーがコンピュータの機能を自由に選択して追加するための部品として、各種の「機能拡張カード」が販売されています。コンピュータ本体の基盤(ロジックボード)を「マザーボード」とも言うのに対し、これに取り付ける機能拡張カードを「ドーターカード」ということもあります。

マックマシンでは、旧PowerMacより、機能拡張スロットの規格として「PCIバス(Peripheral Component Interconnect Bus)」が採用されました(この規格はDOS/V機やWindows機とも共通する規格)。この「機能拡張カード」を取り付けるための差込口がPCIスロットで、PowerMac7200の場合は3基あります。

旧PowerMacのPCIバスの規格としてはバージョン2.0に準拠したものと、2.1に準拠したものがあり、PCIスロットに供給される電圧がそれぞれ5ボルト、3.3ボルトと異なっている。「PCIバス準拠」をうたっている製品のなかにも、2.0と2.1のいずれにしか対応していないものがあるので、購入する際には注意が必要です。
下記は、USBポートを増設するための「機能拡張カード」で、かつ2.0と2.1のいずれにも対応している製品。旧PowerMacではほぼ全機種で使用可能でせう。

商品名: USB Card for PCI
型 番:PU2
型 番 メーカー:センチュリー
対応機種: USBインターフェイスを持たない旧型のMacintosh(PCIスロットの空きが1つ必要)
対応OS:MacOS8.51〜MacOS9対応(USB Card Supportがインストールされているもの)
備考:このカードは電圧レギュレータが搭載されており、5V電源のみで動作する。PCIスロットに3.3Vが供給されていない古いPCでも利用可能。
商品構成:製品内容
 ・USB Card for PCI本体
 ・取り扱い説明書
 ・保証書
価格:\2,980-より\4,900-程度
メーカーによる説明:
  http://www.century.co.jp/products/pu2.html



参 考:Yahoo!オークションでの中古価格
URL: http://list.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084039484-category-leaf.html
備 考:上記製品のような、USBインターフェイス2ポートタイプは¥1300〜1500-程度、FireWireインターフェイス2ポートタイプは¥2000〜2500-程度、USBインターフェイス2 ポート+FireWireインターフェイス2ポートが¥6000-程度で出品されていた。(2002.12.19記)




メモ:USBポートとFireWireポートを一枚のカード上に併設したものなど、順次追加掲載する予定。


目次

  1. CPUカードの種類と価格
  2. 内蔵ハードディスク・ドライブ(HDD)の増設
  3. USBポートの増設
  4. メモリの種類と価格
  5. Macintosh用親指シフトキーボード



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