内蔵ハードディスク・ドライブの増強
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公開:2001年3月01日
更新: 年 月 日
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旧PowerMacのパワーアップを考える上で、パソコン本体に格納された記憶装置である内蔵ハードディスク・ドライブ(HDD)の増強も欠かせません。以下、旧PowerMacの内蔵HDDを強化するための情報を記述します。
内蔵HDDは、マザーボードへの接続方式の違いにより、IDE(Integrated Device Electronica)とSCSI(スカジー、Small Computer System Interface)の2種類に大別されます。
Applke社製パソコンでは、LCシリーズなどPowerMac以前の機種ではIDEが採用されていましたが、旧PowerMacシリーズでは、SCSIが採用されました。しかし新たにEnhanced IDE(EIDE)という規格が定められ、この規格による大容量のHDDが安価に供給されるようになったのにともない、iMacやPowerMAC G3以降の機種では、EIDE規格の内蔵HDDが搭載されるようになりました。
内蔵HDDの規格も含めたパソコンの内蔵部品に関する規格としてATAと呼ばれる規格があり、EIDE規格の内蔵HDDは「ATA対応」と称している場合があります。
旧PowerMacの内蔵HDDを増強する方法として、より大きな容量のSCSIタイプを用いて交換・増設することが可能であるのはいうまでもありませんが、そのほかにもATA規格のインターフェイスを備えた機能拡張カードを取り付け、そこからIDE(ATA)タイプのHDDを接続することも可能です。以下、説明してゆきます。
※ケーブルで本体と接続する外付けHDDは、本体との接続方式としてSCSI、USB、FireWireなどの規格がありますが、いずれも旧PowerMacに接続することが可能です。詳しくはこちら 。
- SCSIタイプで増設
- SCSIタイプHDDの容量と価格
- SCSI IDの設定
- IDE(ATA)タイプで増設
- ATAカードで増設(PCIスロットを使用)
- ATA→SCSI変換アダプターで増設(PCIスロットを不使用)
- 内蔵HDDのマウンターについて
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