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そして、もう一つ。
北野天満宮は、梅の神社としても有名。
境内には、紅梅や白梅が数多く植えられ、
そのシーズンとなると、梅見の人たちが多く集まる。
ことに紅梅に(2年に一度くらいだが)なごり雪が枝に積もる時は、
フォトジェニックな被写体のため、
あちこちからカメラマンのシャッター音が境内に響き渡る。
この写真は、まだ紅梅の蕾が固くて白梅が6分咲きとなった頃に
冷たい雨の中で撮影したものです。
一番花が咲いている枝を探して、
タオルを巻いた三脚に載ったカメラを担いで、
一本の梅のまわりをウロウロしながら見つけた
ベストポジションがこの一枚。
後ろに大きな提灯のボケを配置したことが、
とても良いアクセントになってくれた。
この提灯は、情緒のないプラスチック製だったけれど、
これくらいのボケになるとそう見えないところが面白い。
また普段は滅多に使用しないのだが、
滲み系(一般にいうソフトフォーカス)のフィルターを使用して、
暗い木と漆喰の塀に、まばゆい白を滲ませている。
しっとりとした絵心を表現してみたものだ。
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'98.11th.Feb 16:40 頃 京都市北区「北野天満宮」 雨天 |
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