Linux Diary 9


右の写真は、私の 486 マシンの内部です。

I enjyoy Linux
Linux 関連ページの目次です。
Linux 日記 No.1
Linux 日記 No.2
Linux 日記 No.3
Linux 日記 No.4
Linux 日記 No.5
Linux 日記 No.6
Linux 日記 No.7
Linux 日記 No.8

いま見ているのが Linux 日記 No.9 です。


JF に登録されている HOWTO の翻訳(by Chie Nakatani)リスト

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日記8:Contents



  • Plagiaware のインストール

  • 基本的な設定


  • 1998/3/05 インストール
    
    kernel 1.1.59 を入れて以来ずっとそのままになっていた
     486 マシンの再生をしてみることにしました。
    
    Plagiaware を使いました。Slackware3.3 kernel 2.0.33 と PJE をベースに
    したものです。
    Plagiaware
    ここで公開しています。
    
    Plagiaware β2を 486 66M マシンにインストールしました。
    ただいま make config 中。1時間はかかるかもしれない。
    
    インストールは特に問題ありません。
    LILO は設定してません。
    
    こちらのマシンは lxboot を使うほうが便利なのではないかと思っていますが。
    今はインストールの途中で作成した simple disk から起動してます。
    
    インストール直後の再起動ではフォントをロードするのに、少々時間がかかっ
    ていたようですが、2、3回起動をしてみましたら割合普通に読み込んでくる
    ようになりました。
    
    実際の設定に入らないと細かいことはわかりませんが、インストールは私も緊
    張感が全然なくて、実は夕食作りながらインストールしてました。所要時間ディ
    スクのフォーマットもすべてやって1時間40分ほどでした。
    
    
    ハードディスクは以下のように取りました。
    /dev/sdb1  700M  /
    /dev/sda1  500M  /home
    /dev/sab2  swap
    /dev/hda2  200M  /backup
    
    /dev/hda が DOS の C ドライブなのですが、いままでは/dev/hda2 に / が
    ありました。
    C ドライブは現在 OS/2 Warp の本体があってブートマネジャーがあるのですが、
    このドライブをいずれいじるかもしれないので、その時は /dev/hda2 の部分を
    切り離してしまえば C ドライブ全体に別の OS を入れることになっても Linux には
    不都合が起こらないように、倉庫ドライブにしておきました。
    
    486,66M メモリ 32M
    SCSI ボードは AHA1542CF
    ビデオカード Stealth64 2M で S3 964
    マウスは Microsoft シリアルマウス
    シリアルポートは com2(内蔵),com4(外付けモデム)
    ネットワークカードは NE2000 
    
    dos で動く mule はやはり便利です。
    いま、make config をしているのですが、これが終わったら
    隣のマシン( pentium マシン)とつなげてしまえば
    ファイルのコピー等が楽にできると思います。
    
    xengine 起動してみたらやっぱり遅いです。210-213 あたり。
    ちなみに今使っているマシン(Pentium 130)は、
    最高2564.0  平均1750-1760 rpm あたり。
    
    /home /dev/sda1 
     /    /dev/sdb2 
    としているのですが、
    /dev/hda2 ここも Linux 用に200M 取りました。
    だけど、make config する時に IDE のことが全然頭になかったので
    IDE のディスクをサポートしないカーネルになっていました。
    もう面倒なので、fstab からはずしました(笑)
    Linux は SCSI ディスクのみで動いてもらうことにしました。
    
    486 だと、
    X 起動したら、なんとなく少々だけ重い感じはしますが、
    やっぱり少し遅いかなとは思う。
    
    telnet で隣のマシンから入れるようにしたので、
    ファイルのコピーとかは楽にいけそう。
    chie:~$ telnet jeanne
    Trying 192.168.10.1...
    Connected to jeanne.minerva.com.
    Escape character is '^]'.
    
    Linux 2.0.33 (jeanne.minerva.com) (ttyp1)
    
    
    X は XFree86 を使う予定です。
    (1998/3/05)
    
    
    1998/3/06 X window の設定
    
    X の設定は、XFree86 を使いました。
    
    1280*1024 の画面で使いたいのですが、無理かもしれない。1280*1024 の画面
    は設定直後には画面はちゃんとなっているのですが、再起動すると画面のちら
    ちらがきつくなってしまう。1024*768 の画面はそれなりに安定しているので
    すが、どうも文字が大きく感じて少々使いにくいように思ってしまうのです。
    現在使用の Pentium マシンでは 1280*1024 の画面設定になっているので、こ
    ういう小さい画面に慣れているので一層そう感じるのかもしれませんが。
    
    486 マシンで使用しているのは、Stealth64 VRAM 
     
    # File generated by xf86config.
    Section "Device"
        Identifier  "Diamond Stealth64 VRAM"
        VendorName  "Diamond"
        BoardName   "Stealth64 VRAM"
        Chipset     "mmio_928"
       #VideoRam    2048
        Ramdac      "bt485"
        Clockchip   "s3gendac"
    
    xf86cnfig で設定したあと、手動で Chipset を加えてはみたのですが、
    XFree86 3.2 ではこれはなくてもいけるようです。
    
    以前 XFree86 3.1 で stealth64 を設定してあったのですが、その設定をした
    時はよくわからないことが多く、ともあれ1024*768の画面が出たことに満足し
    てしまっていたのは確か。しばらく 486 マシンで Linux を使用していなかっ
    たので、1024*768 の画面の感触を忘れているのかもしれない。
    
    ただいくつか疑問をメモしておきます。
    XFree86 3.2 で SuperProbe を使ってビデオカードの検出をすると、
    以下のようになります。
    (1)S3 Vision 964
    Identifer  S3 Vision 964(generic)
    Chipset    S3 964
    Server     XF86_S3
    Do NOT prove clocks or use any clock line
    
    使用しているカードのマニュアルには S3 Vision 964 と記されていますから、
    カードのリストから選択する時は「Stearth 64 VRAM 」もありますが、
    「313 の S3 Vision 964」 を選択する方が結果的にはいいように思います。
    リストから、「 Stearth 64 VRAM」 を選択すると、
    以下のようになります。 
    (2) Stealth 64 VRAM
    Identifer  Diamond Stealth 64 VRAM (S3 964)
    Chipset    S3 964
    Server     XF86_S3
    Clockchip  icd2061a
     
    (2)の設定では X は使えない。
    (1)の設定で、Do NOT prove clocks or use any clock line この指示通りに
    clockchip を指定しないとだめなので、
    以下の指定をしました。
     Clockchip   "s3gendac"
    以下の行は手動で追加してみましたが、それほど効果はないようです。
     Chipset     "mmio_928"
    
    (2)の設定で 1024*768 は使えますが、1280*1024 は画面のちらつきが激しい。
    
    
    ちなみに、現在使用している "Matrox Millennium(MGA)" だと
    こんなに簡単になってしまうのですから、Stealth は少々設定しにくいのかも。
    
    # Device configured by xf86config:
    
    Section "Device"
        Identifier  "Matrox Millennium(MGA)"
        VendorName  "MGA"
        BoardName   "Matrox Millennium"
        #VideoRam    2048
        # Insert Clocks lines here if appropriate
    EndSection
    
    出来れば 1280*1024 の画面が使いたかったので、実は MetroX も
    試してみたのですが、
    MetroX の使い方は日記7にインストールの方法とリンクの変更について
    メモしてあります。
    Linux 日記 No.7
    をどうぞ。 カードリストには Stealth64 VRAM はあるのですが、 S3 Vision 964 はありませんでした。 私のカードは、Stealth64 VRAM という商品名にはなっていますが、 実体は S3 Vision 964 なので、MetroX ではうまくいきませんでした。 XFree86 のカードリストは400以上もありますが、 「S3 964」はとてもたくさん種類があるようですね。 ということで結果的には安全圏の "1024x768" にしました。 "1024x768" ここはどういじっても確実なのですが、 "1280x1024" は無理のようで、 "1152x900" "1152x864" このあたりが微妙な境目という感触です。 XF86Config の modeline の部分をながめて "1152x864" このあたりはいけそうと思って加えてみましたら、 これはいけるのですが、 "1024x768"とそれほど大きな差はないという ところです。 使用目的も考慮して、安全にしておく方がいいだろうと判断して Virtual は 1024 768 を取っておきました。 "1152x864" は Ctrl+Alt+ (+)キーで変更可という状態で 納得しておくことにしました。
    486 マシンの内部です。


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