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●出品作家--07.

林 剛+渕田 和也+新井 慎一 <インスタレーション>
HAYASHI Go+FUCHITA Kazuya+ARAI Shin-ichi  - Insallation -
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  林 剛+渕田 和也+新井 慎一/作品/八木町野外彫刻展「八木の詩」
林 剛+渕田 和也+新井 慎一
photo:林 剛 八木町野外彫刻展「八木の詩」2000
[林 剛]

1936年生まれ/1959年より京都アンデパンダン展、ギャラリー16などを中心に作家活動を始める。 1981年より89年まで、中塚裕子と共に共同で仕事にあたる。
主に京都市美術館の一室全体を使って繰り広げられたその作品(インスタレーション)群は、日本では稀に見る巨大さと力強さで観客を圧倒した。
   
 
京都芸術センターのフリースペースは、まさに自由の空間だ。 古風な構えに90cm、60cm、30cmという規格寸法で段差を加えて成功した、このスケールが好ましい。つい回遊させられる装置になっていて、私は上段、下段を飽きずに歩き回らされてしまった。10秒前に上にいた自分を下のフロアーから見上げて「あそこ」の自分を「ここ」で感じる。「ここ」が「あそこ」となる。そのとき双方の「位 置」が同定して「距離/時間」が消える。自由とはその謂いだ。
私はここでのこの感覚を強調したいと願ったが、この構想には具体的な実証がほしかった。その自由の場で振る舞える若い身体感覚を求めた。渕田和也と新井慎一に声をかけた。二人は私の出品承諾に快諾をもって応じてくれた。