関西尾池工業(株)生産工程施設見学会実施報告
京都理化学協会の秋季見学会で平成12年10月24日(火)関西尾池工業株式会社の真空蒸着機及びコーティング機による生産工程施設見学会を行いました。
工場長 様 直々に案内をしていただきました。とてもわかりやすい説明でした。
お忙しいにも関わらず時間を割いていただきありがとうございました。
ここに感謝の意を表しお礼申し上げます。ありがとうございました。
真空蒸着とは
真空中でるつぼ内の金属を加熱し、蒸発させ、フィルムの表面に凝固、付着させることにより薄膜を形成させます。 このフィルムは包装材料とし
て使われています。例えばアルミ蒸着フィルムは酸素や光をを通さないためスナック菓子の包みとして使われています。 また、クロムや金などさま
ざまな金属を蒸着した転写箔は自動車の外装用に使用されていたり、本の表紙の文字を金色にするために使われています。
見学会の様子 会議室にて 導電性フィルムの説明を受ける
フィルムを装着する部分 真空蒸着機内の「るつぼ」
真空蒸着用フィルム
真空蒸着機内を真空に引く配管
コーティングフィルムとは
フィルム上に有機溶剤や溶液化したさまざまな樹脂を塗布し、乾燥、反応させ塗膜を形成させます。ビデオテープやカセットテープの包装用として使われています。特殊なフィルムなので簡単には作れないため海外で偽造防止に役立っているとのことでした。