カメラ雑感
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キヤノン
Canon
EF 50mm 1.8 II

1990年12月販売

使用期間
2007年9月〜

 定価12,000円、店頭では1万円を切る、他社用マウントを含め、純正レンズとしてはもっとも安価なレンズで、発売開始も90年末と今まで使ったカメラ機材の中では最も古い。
 35mmフィルムカメラで撮影した場合、人の目に見た時に近いとされる焦点域の短焦点レンズで、標準レンズとも言われているが、センサーサイズが35mmフィルムのの2/3程度しかないAPS-Cでは75〜80mm相当と少し望遠気味になるので35〜42mmあたりの方が使いやすいのだろうが、映りの割は非常に安価なので、「キヤノンのデジタル一眼レフカメラをボディだけ買ったり、貰ったりしたものの、レンズに掛ける予算は殆ど無い。しかしフィギュアの綺麗な写真が撮りたい」と言う場合には一番にお奨めするレンズだ。

 購入理由は価格が安いと言うのも有るが、F2.8よりも明るいレンズとはどんな物か知りたかったのと、明るければ手ブレ補正が無くてもイベント撮影で使えるのではないかと思った次第で、Yahooオークションレンズキャップ以外は付属品が一切無いレンズ単体を6,750円で落札した。
 軽い重量と価格から、雑に扱え、気軽に使えるので現在も使用中。

 安価な為か、流通量は非常に多く、専門店でなくてもキヤノンの一眼レフを扱っている店では大抵は置いて有るし、Yahooオークションでもef 50mm 1.8で検索すればかなりの数が出てくる筈だ。程度にもよるが3,000円程度から買える。

 50mmの短焦点レンズで最短撮影距離が45cmなのは、模型撮影にはは若干物足りない印象だったが、全体像を納める今の撮影スタイルだと特に問題は無い。
 開放の1.8で撮影すると、非常に被写界深度の浅い、非日常的な写真が取れるので中々楽しい。
 2007年の9月に製作したチェリーブロッサムの真紅や、手元に残してあるクルシマ製作所の1/2.5ホシノ・ルリ胸像Rose Whipの雛苺を撮影してみたが、EF 24-105mm F4L IS USMSIGMAの17-70mm F2.8-4.5 DC MACROと比較すると解像度は低く鮮明さにやや欠けるが、Web素材の撮影用としては何の問題も無い性能だった。
 イベント撮影には2007年9月14日に行われたワールドホビーフェスティバル in 横浜DASH2で使用。望遠気味なのでの全体像をブースを納めるには相当後にさがる必要があり、この点に関しては不便だったが、作品の撮影には何の問題もなかった。

 光学性能はこのままか、若干向上させ、安価なキットレンズにすら採用されている手ブレ補正機能を搭載した物を作れば、倍程度の価格でも売れるだろうし、イベント撮影では主力になるに違い無い。

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