カメラ雑感
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キヤノン
Canon
EF 24-105mm F4L IS USM

2005年10月販売

使用期間
2007年12月〜2010年1月

 EFマウント用としては定番の標準ズームレンズ。
 キヤノンのLレンズの中では比較的安価な製品だが、定価は15万円、実売価格も10万円以上するので、気軽にはお奨めしないが、 総合的な性能は高く、購入して間違いは無いレンズでは有る。

 それまで使っていたSIGMAの17-70mm 2.8-4.5 DC MACROのシャープな描写には不満はなかったものの、 EF-S 17-85mm F4-5.8 IS USMで手ブレ補正の威力を体感し、明るい手ブレ補正付きレンズが欲しくなり、 EF-S 17-55 F2.8 IS USMも検討したものの、資金として9万円が用意出来た時点でこちらがYahooオークションで比較的安価に落札出来たので購入。
 落札価格は86,000円。現在では良く有る金額だが、キタムラのネット中古での最低価格は10万円。オークションではメーカー保障切れのレンズ単体ですら9万円で競り合う事も有る当時としては、出品者の評価が悪い訳では無く、レンズ自体も程度は良く、付属品の欠品も無く、キタムラの5年保障に加入されている上に1万円近くするマルチコートフィルターまで付いて86,000円は破格の安さだった。
 発売から4年、購入から2年賀経過しているが、レンズはカメラボディの進歩よりも比較的モデルサイクルが長く、現行の定番レンズと言う事もあってか、新品での実売価格は全く変わらず、程度の良い中古の価格も大幅には下落していない。
 現在でもYahooオークションで常に流通している商品なので、EF 24-105mmで検索すると出品を確認出来る。

 描写に関してはピントがきっちり合ったSIGMAの17-70 F2.8-4.5 DC MACROの方がシャープの様な気がするが、特に不満は無い。

 オートフォーカスは十分な明るさの元で、EOS 40Dとの組み合わせでは、流石純正レンズと言った所で、ピントの精度は抜群に高く、 SIGMAの17-70 F2.8-4.5 DC MACROの様にライブビューの拡大画像でマニュアルフォーカスの精密なピント合わせをせずとも、完全に機械任せのオートフォーカスで失敗は殆ど無く、EOS Kiss Digital NからEOS 40Dに換えた時程ではないものの、撮影の手間は大きく減った。多少無理した買い物ではあったが、結果的には正解だった。

 35mmだと周辺光量の減少が有るらしいが、必要とするイメージサークルが小さいAPS-CのEOS 40Dでは確認出来ない。

 手ブレ補正に関してはかなり効果があるが、現在の製品と比べると効果は低いそうで、言われてみれば後発のIS付きEF-Sレンズよりも手ブレ補正の効きが悪い様な気がしないでもない。
 工学性能は据え置きで、手ブレ補正機能部分だけ更新された物が発売されると又無理して買うかも知れない。

 2010年1月 SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MCRO OSへの買い替えに伴い売却。
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