1パーセントのクリスチャン
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日本全国に、約9000もの教会が建っています。
でも、日本の人口に占めるクリスチャンと言えば、
1パーセントと言われています。
ギャロップの統計調査では、6パーセントという数字もあります。
その統計調査の数字は、
教会に組織化されていないキリスト者の数をあらわしているのでしょう。
自称クリスチャンから、かつては教会に行っていたが今は遠のいている人たちも含むものでしょう。
1パーセントという数字は、
日曜日の礼拝に集まっている人たちの数をあらわしているわけではありません。
実際のところは、礼拝に集まっている人たちの数は、
カトリックが 0.3パーセント、プロテスタントも 0.3パーセントと見るのが正確かもしれません。
この数字は何を意味しているのでしょうか。
カトリックは全国に約1000の教会があります。
プロテスタントは約8000です。
プロテスタントは、教派の乱立からか、
低い組織率に低迷しているようにも見えます。
キリスト教の布教が進まないのは、
キリスト教の信仰が、何を意味しているのか、
教会で何が語られているのか、
人々のくらしに経済に教育に医療などに、
人の人生に、
どのような影響を与えるものなのか、
広く理解されていない証拠ではないでしょうか。
キリスト教の信仰について、
解き明かす人がいなければ、
その解き明かしを聞いた人が、
自己に向き合うことなどできません。
イエス・キリストは言っています。
「 だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者はみな、
岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。
雨が降って洪水が押し寄せ、
風が吹いてその家に打ちつけたが、
それでも倒れませんでした。
岩の上に建てられていたからです。
また、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なわない者はみな、
砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。
雨が降って洪水が押し寄せ、
風が吹いてその家に打ちつけると、
倒れてしまいました。
しかもそれはひどい倒れ方でした。
イエスがこれらのことばを語り終えられると、
群衆はその教えに驚いた。」
(新約聖書・マタイによる福音書・7章24〜28節・新改訳聖書)
北白川 スー
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Wrote up on 08 January 2012.