福島発・地域と共に生きるデザイン
第2回郡山アーバンデザインセンター・コンペティション、佳作入賞案です。
これは「福島発・地域と共に生きるデザイン」というテーマで、福島県須賀川市内の緑豊かな丘陵地を対象敷地に、何世代にもわたり引き継がれる、持続可能なコミュニティを可能にする地域デザインを、人々が共感できるライフスタイルと地域の将来像を含めた提案として求める、という内容でした。
このような問いかけに対し、敷地の大半を占める森を傷つけないように、森との関係から自然に導き出される「森とともに生きる場所」がふさわしいのではないかと解釈し、一般世帯の住まいと、お年寄りの住まい、子どもの遊び場を散りばめながら、並木道と、隣接するホテルの温泉排水を活用した水の流れと、ひまわり畑とでつなぎとめる、という内容を提案しました。
「この場所に来ると、どこかに必ず、誰かの居場所がある…」そのようなまちをつくりたい、と考えたのです。
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