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MRA
ラリー入口ラリー入門私のラリー歴ラリコン体験正解表計算機
2001年近畿ラリー日程の載ってるページ、御紹介
〜はじめに〜
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このラリコンの使用に伴い、万一不具合等が起きましても作者は一切責任を持ちません。
自己責任で御利用下さい。

ラリコンの使用方法を既に御存じの方はこちらへどうぞ。
ダウンロードしていつでも遊んで下さい。



使用方法
さぁ、ラリーコンピューター(以下ラリコンと略す)を触ってみよう! とりあえず触っていればだんだんと分かってくるはずだから。

まず、左下の”ON”ボタンを押して電源を入れてみよう。
オレンジ色でTIMと書かれている部分の下のインジゲーターが点灯し、FUNCT欄に時刻が表示される。時刻の範囲は0時0分0秒〜11時59分59秒である。

次に”<==”ボタンや”==>”ボタンを押してみよう。
左右にインジゲーターが移動してFUNCT欄の表示が変わっていくと思う。
TIM ST AVE TRP RC K TR-P SMP と書かれている。それぞれの機能を順に説明しよう。

各機能の説明
TIM:時刻表示。設定の仕方は、”F/>”ボタンを押して、次に”./clk”ボタンを押す。
”F/>”のボタンは、数字ボタンを別の機能(ファンクション)で利用する時に使う。その機能は”/”より右側の文字で表される。今の場合は時計合わせ(クロック)機能を使ってると考えるとわかり易い。
以下”F/>”等を”F”というように、左側の文字だけに略す。
インジゲーターが点滅し始めるので値を入れる。
例えば8時42分にあわせる場合。”8,4,2,0,0”の順に右のボタンを押す。(入力を間違えた場合は”=C=”ボタンを押せば値がクリアされるので、値を入れ直す。)
腕時計に合わせて”ENT”ボタンを押す。
腕時計と微妙にずれたりして失敗したらまた最初からやり直す(操作例:”F,.,8,4,3,0,0”など)。
よくある間違いでは、12時30分などとあわせようとしても入らないというのがある。
これは0時30分という風に入れないといけない。
実際のラリーでは時計を合わせるためにデジタル式腕時計が必要。
もちろんあらかじめ時報などで腕時計の時刻を合わせておくのがナビゲーターの仕事。

ST:スタート時刻。例えば9時25分に合わせてみよう。
インジゲーターをSTに合わせて、”9,2,5,0,0,ENT”の順番にボタンを押す。
するとFINAL欄の表示が変わるだろう。これはスタートまでの時間を表している。

AVE:指示速度。これはオフィシャルが指示する速度を入れる。
単位はkm/hで、小数点以下1位までが入る。
もし値を間違えた場合、次のPCまたはCPまでに値を入れ直せばよい。
アベを入れ間違えるのは初歩的だが、良くあるミスである。
気づかないうちに減点の原因になることが多い。確認しよう!


TRP:前のPC(パスコン:指示速度変更地点)からの距離を表す。
最初のうちは車のトリップメーターがもっと詳しく測れるようになったものと考えてもらっても良い。
1m単位まで測定(正確には表示)可能である。
欄外下段の”+1””+10””+100””+1000”等のボタンを押してみて欲しい。値が変わるだろう。
これは実際のラリコンにはないボタンで、便宜的に車が動いた時のラリコンの動作を再現する為に作った。実際には車が動くと動いた分だけTRPとMAPscの値が変化する様になっている。
今最下段のボタンを押す、つまり実際は車が動くごとに、FINALの値が変わることに気がついただろうか?
これは、TRPの値が動いたことで、ラリコンが、ラリーが始まったと認識したからである。つまり、FINALの値は、スタートするまではスタートまでの時間を、スタート後はTRPの値だけ車が進んだ地点での、時間的な進みや遅れを表す。
例えばFINALが003245なら、32分45秒早くその地点に到着していることを、00-212なら2分12秒遅く到着していることを表している。
ラリコンの処理を間違わねば、ファイナルが0でチェックインするとほぼ減点は0になるはずである。ゆえに、実際のラリーではFINALの値をできるだけ0に近付けておきながら進めるのがよい。


RC:レストコントロール、平たくいうと休憩時間である。
オフィシャルに指示された時間を入れる。
例えば60分のレスコンの場合、インジゲーターをRCに合わせて”1,0,0,0,0,ENT”の順に押してみよう。
これで1時間丁度に設定できた。
次に”F,5”の順に押してみよう。
FINALの値が1時間増えただろう。
これで次のスタートまでの時間が把握できる。
間違えた時は”F,6”を押してみれば1時間減って最初の値に戻る。
RCに好きな値を入れれば、その値だけ時間の増減ができる。
色々な操作をくり返し何度でも確認してみて欲しい。

K:補正係数。
距離の値は同じ道でもタイヤのグリップや走り方などによって大小する。
例えば5.000kmの区間を走ったはずなのに200m多い5.200kmという値が出たとしよう。下手をすると道を行き過ぎてタイムロスし、正しい指示速度で走っていても到着時刻がずれてくるだろう。例えば指示速度が30km/hの場合、200mずれると24秒も!ずれることになる。タイムを24秒縮めるのはかなり難しいが、減点を24点くらうのは遥かに簡単である。
道を迷わず減点を減らす為、距離をラリーの最初にオフィシャルの値に調整する区間がある。この地点をオド等と呼ぶ。
後述するオド処理すると、
「補正係数K=競技車の距離÷オフィシャルの距離」
という計算結果が自動的に入る。
以降はこの補正係数に合わせて距離の補正が自動的に行われる。
(おおざっぱに言うと、距離がずれなくなる)

TR-P:TRP補正
オド処理の後に狂ったTRPを、MAP間の距離(SMP)などを元に補正する。初心者は使わなくても良いだろう。
手前PC(ややこしい)の時に使えば便利である。
基本的にオド処理後は距離はある程度安定する。
しかし、何らかの理由で距離が狂うことが実際のラリーではよくある。
これを調整するにはナビゲーターが手動で行うしかない。
例えば200m多く出た時は、”2,0,0,ENT”の順に押す。
数値がきちんと入ったらまず.確認の為にTRP欄を表示させてみよう。
次に”F,9”を押すとTRPがマイナスされる。逆は”F,8”である。
RCに良く似ている。


SMP:ストアマップ
適当に欄外下段の”+1”等のボタンを押してから、左の列の”MP”ボタンを押す。
MAPscの値がクリアされて、SMPに値が入る。
これにより、その場でメモしなくても後からでも補正の参考にできる。
(余裕ができた段階で距離の補正を行なえる)

左列のボタンの使い方。
CPボタン(チェック処理)
・CPライン上で絶対!忘れずに!押す。FINALの値が点滅するので忘れない様にメモする。
・チェックカードをもらったのちに、チェック入り時間を確認して(ずれていれば正しい値を入れて)”ENTER”を押す。
・前のアベがAVEに表示されるので、CPからの出アベを入力して”ENTER”を押す。
TRPの値を確認して”ENTER”を押す。
・インジゲーター点滅が終わって終了(この時点で新しいファイナルが表示される)。
PCボタン
・PCライン上で(なるべく正確な位置で)押す。
・前のアベがAVEに表示されるので、新しいアベを入力して”ENTER”を押す。
TRPを確認して”ENTER”を押す。
・インジゲーター点滅が終わって終了。
MPボタン
・コマ図の計測地点で(なるべく正確な位置で)押す。
・MAPscの値がクリアされる。
SMP(ストアマップ)欄に値が残っているので、余裕があればコマ図間の値と比較してみてもよい。
ONボタン
電源の入/切をする。
現在電源を切ることは出来ない(ウインドウを閉じればよいので)。

その他の処理、機能
オドとは?
オドとは、オドメーターコントロールポイントの略で、OD、メタコン、MCPなどとも呼ぶ。指示書により正確な場所が示される。ここでオフィシャルの距離と、エントラントの距離の補正を行う。
スタートから10〜20km程度進んだ地点に置かれることが多い。
以下に示した処理を正確に行えば、コンピューターが自動的に距離の補正をしてくれる。(Kに適切な値が自動入力される)
オド処理の方法
・オドに着いたら、正確な計測地点で、左上のCPボタンを押す。
・続いて”F,1”を押すと、TR-P欄が点滅する。
・オフィシャルの距離を正しく入れて、もう1度よく確認し、”ENTER”を押す。
STが点滅するので、オド出発時間を入れて”ENTER”を押す。
AVEが点滅するので、オドからのアベを入れる。
区間距離表示機能
”F,2”を押す。
指示速度が変わる区間(PCとCP)毎のAVEに表示されるのでTRP距離が残っている。
3つの表示欄に距離が表示される(上から新しい順に並んでいる)。
もう1度”F,2”を押せば通常モードに戻る。
実際にはストップウォッチ機能などもあります。

実際のラリーでは
まず、スタート地点までに電源を入れて、時計を合わせておく。
トリップの挙動が正常かどうか確認しておく。
スタート時刻をSTに入れる。スタートまでの時間が分かる。
スタートからのアベをAVEに入れておく(時間走行なら、おおよそのアベを計算して入れる)。

スタート地点まで進んだら、スタートラインで停止し、正確な位置でCPボタンを押す。スタート時刻を入れ直し、”ENTER”を3回押す。
同じ地点でMPボタンを押す。
最初のうちは決してあせらず、ゆっくり確認しながらやればよい。

オドについたら確実にオド処理を行う。
もし、14キロと入れるところを140キロと入れたりしてKが自動入力されていなかったら、自分で計算して入れる。
オドでは、大抵他の車がたまっているので、オド時間になるまでは他のクルーと話したり、用を足したりして(?)緊張をほぐす。

あとは、ミスコースしない様にドライバーを誘導し、PCがきたらPC処理、CPがきたらCP処理を確実に行えばよい。
ラリースタートの前に指示書をきっちりとチェックしていればとても簡単なことだ。車酔いさえしなかったら快適にラリーが楽しめるだろう。
そのためにもこのページでラリコンの操作に慣れておこう。
これで君も優秀なナビゲーターになれる!
目指せチャンピォン!!

こんな最後に書くのも何ですが、ラリコンにも種類があります。
操作方法が微妙に違いますが、基本は同じと言うことで・・・。
よろしくお願いします。m(_ _)m;

ラリー入口ラリー入門私のラリー歴ラリコン体験正解表計算機
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