紀元前7世紀のエジプトの首都。太女神(アセト〔イーシス〕- ネイトNeith)は、のちに聖書の神によって模倣された「(私は)今いまし、昔いまし、やがて来るべき者」(『ヨハネの黙示録』第1章 8節)という語の彫られたサイスにある太女神に捧げられた神殿において、至高権をもって統治した[1]。1000年後にサイスの女神の神殿はキリスト教徒に引き継がれ、聖母マリアの教会に改められた。
Barbara G. Walker : The Woman's Encyclopedia of Myths and Secrets (Harper & Row, 1983)