[略伝] 前3世紀の犬儒派哲学者。小アシア西部の出身。初め、エピクロス学派コーローテース〔c. 310-260 B.C.〕の弟子であったが、後に、犬儒派エケクレースの弟子になった。コーローテースもエケクレースもラムプサコスの出身である。メネデーモスは、これに対するコーローテースの論難によってよく知られている。
(OCD)
ディオゲネース・ライエルティオス『ギリシア哲学者列伝』第6巻9章「メネデーモス伝」