This page is GOKUAKU! 今年も怒り爆発(嘘)

躁鬱電波日記 '99/11


注意点:
  1. 最新の日記しか書いてないぞ。
  2. 短気な人間は読まんほうがいいぞ。
  3. 公序良俗に反する表現があるぞ。モラル?ナニソレ
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11月03日(水)
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 朝一で出したお仕事メールに返事が来ない。かなり応答速度の早い人が相手だったので、これは外出中か?と思ってたら、なんか今日は御休みだったらしいですな。へぇ〜。
 ってな訳で昼飯をかねて外出。そしてボウリング。やっぱし休日だけあって人が多かった。今日はご家族4人組と隣同士だ。マッチプレイは出来ねー。イマイチ。
 今日はやたらと調子が良かった。215, 221, 230。3G連続で200を越えたというのは初めて。そろそろ極めたかにゃー。


TVCM

 ここ数ヶ月はもっぱら自宅で仕事をしている。夏の間は涼しい部屋で仕事をしていたが、今はコタツのあるTV部屋にノートPCを持って行き、見るとも無しにTVを付けたまま作業することが多い。
 チャンネルは殆どNHK教育だが、時々は前日の夜に見た民放のチャンネルになっていることもある。ところで、TVで放送されるCMの商品は、その時間帯の主な視聴者の年齢・性別に合わせて選択されているそうで、オイラも最近見てなかったタイプの商品CMを見ることが多い。昼間だから主に主婦向けの製品が多いわけですにゃー。
 で、本日もボゲボゲとTVの音だけを聞きながら仕事をしていると、TVからは明るい女性の声が聞こえた来た。女性用生理用品のCMのようだ。
 「今までになかった、この長さ!」
え!生理用品で「長さ」をアピール?! おいおいどないなっとん!
 それはちょっとマズイんでは?!と顔を上げると、…あぁナプキンですか。そうですか。
 びっくりしたよ、矢吹。


11月04日(木)
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 今日は仕事をしながら『激動の昭和史 沖縄決戦』を観る。何故か戦争モノが見たくなったのであるある。しかしこれは2枚組LDなもんで入れ替えが面倒でならん。DVDは出るんかなぁ。もしかして出てたりして?
 調べてみると、どうも東宝のDVDは「トライスター版ゴジラ」だけしか出てないみたい…。シケー。
 観てて気づいたが(映画秘宝の前号の読者投稿にもあったように)、仲代達矢は瞬きを全然しない:-) ただでさえ大きい目を「カッ」と見開いて相手を睨みつけるのであるある。まぁその相手が丹波哲郎であるから、それくらいの気迫が無いとナ:-) 丹波の「いける!その作戦はいける!」と二度繰り返すセリフ回しもいい!非常にいい!
 しかし何度観ても、(陸軍航空隊員に対して)「突っ込むんだよ!」と特攻を命令したり、上陸部隊を叩くのに航空戦力が必要であるというのに「沖縄は本土の為にある。大事なのは本土だ」と航空戦力を沖縄に割く事を拒否したり、逃げ場が無いからと言って「非戦闘員は全員自決」と指示したりという、戦時下におけるこの独特の思考展開にはゾクゾクしてくる。これはオイラみたいなノンポリダルダル人間なんぞには永遠に実感できんのだろなぁ…。
 そういえや柳下毅一郎氏が紹介していた本からの又引きやが、敗戦後、GHQは日本人が米軍に対して恨み言を言わないのが不気味だったそうで、それは原爆というものが日本人にとって「天災」に等しいものであったからではないか、という事だった。多分、空襲なども天災感覚であったのではないかと思う。
 しかし沖縄の人にとっては違うだろう。なにしろ目の前で米軍の艦隊砲撃で家族が死んでる訳だから。もし原爆が使用されず本土決戦になっていれば、日本人も絶対に戦争の被害を天災とは思えなかったのではないかと思うが…。
 非戦闘員のおばちゃんが「アメリカ殺す!殺す!」と叫ぶシーンを観て、そんな事を思うのでありました。
 あ、仕事せんと。


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 ところで上のことを書きながら思い出したが、最初この映画のビデオを借りたとき、てっきり三船敏郎も出ていると思いこんでいたのにいつまでたっても出てこないのが不思議でならんかった。出てないのだ。
 この映画の前の年に公開された『激動の昭和史 軍閥』には山本五十六役で出ているが(ところで三船は東郷平八郎もやってるし、阿南陸相もやっている。すげー:-)、それからかなりの間、映画には出演してないはず…。何があったんやろね。
 今度でかい本屋に行ったときに三船敏郎の本を探してみよう、そうしよう。
 あ、そういやWOWOWで三船特集があるらしいで、未ビデオ化作品はチェックですな>ウラベ氏
 三船は出てないが、仲代達矢、小林桂樹、岸田森、中谷一郎(風車の矢七ですな)、そして高橋悦史に天本英世と岡本組勢ぞろい!観てて楽しい!非常に楽しい!内容は重いが。大都君もぜひ観るように。
 そして三船が見たくなったオイラは『荒野の素浪人』をデッキに突っ込むのであった。剣劇もいいねぇ。


11月09日(火)
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 レンタルしたビデオを3日も延滞してしまった。しかも3本。1日延滞した時点で気づいたんで、その時に返しに行けば良かったんやが、これがそうもいかんのであるある。
 レンタルビデオ店は仕事場のマンション(アパート?)の1階にあるので、店が開いている時間であればいつでも返しに行ける。なのに何故返しに行かないかというと、金がないのだ。
 延滞料が払えないから返しに行かない⇒さらに延滞料が増えるというこの悪循環。我ながら馬鹿げてますにゃー。
 そして何故金が無いかというとプレステを購入したからだ。プレステ2が発表になったっちういうのに新品のプレステを購入する自分の姿に我ながらシビれた。ちなみに去年の7月ごろ、同じくセガ・サターンを新品で購入したわし。ブリバリだぜバイブ!
 そして同時に購入したこの『パックマンワールド』のつまらなさ!このゲーム買ってなかったらビデオ延滞料を払えるやんけ!馬鹿げとる!
 しかしこのゲーム誉めてる人はよっぽど心が広いんやろね。尊敬するッス。


11月10日(水)
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 今日も今日とてTVをつけたまま仕事をしていると、香取慎吾が出ているIBMのCMの新しいのを放送していた。こいつまたノート買っとるよ。すんごい購入頻度ですな。デスクトップも数台持ってるはずだし、ノートPCもすでに3,4台目では(CMの中の話であるが)。スタパ斎藤か船田戦闘機かって感じ。


衛星劇場

 オイラは、好きな落語家が二人いる。
 一人は三遊亭円丈師匠。何故かというと、オイラの趣味理解してくれる稀有な人であるからだったのだった。ありがとう円丈師匠!
 身近にもパラボラ−は殆どおらんのじゃよ。だから、だいたい「へぇ〜」で終わり。気合入れて作った世界初(?)のパラボラアンテナ同人誌も反響はほぼゼロ(涙)。ウラベ氏が「阪大病院の看護婦をナンパするのに使ったナリよ〜」とかいうくらい。
 二人目は快楽亭ブラック師匠。『日本映画に愛の鞭とローソクを』は、ここ半年くらいオイラの枕元常備本の中でもかなりのヘビィローテーションだ。実際に身銭を切って映画を観てる人の感想っちうのは色々と参考になる。読んでて楽しいし。全部観てやる!というその姿勢も素晴らしい。
 ところで、てっきりWOWOWだとばっかり思っていた「三船特集」は、じつは衛星劇場チャンネルの特集だった。仕事場のドアに挟まれていた地元ケーブルテレビの番組表によると、なんと前々から見たいと思っていた『男ありて』も放送されるらしい!もちろん非ビデオ化作品!
 『男ありて』は、快楽亭ブラック師匠もベタ誉め(?)な、志村喬主演(もちろん三船敏郎も出演)の野球映画だ。ブラック師匠は、志村の映画でベスト1はこれだ、とさえ書いている。こりゃ観らずに死ねようか。
 っちう訳で、来月からの衛星劇場チャンネル視聴契約はほぼ確定。これに併せてS-VHSのビデオデッキも購入せねば。しかし金が無い。あぁ、プレステ(新品)。


日榮 == M$?

 「日栄の脅迫まがいの厳しい取り立ては、社内での厳しいノルマや懲罰人事が原因」ってな記事が新聞に載っていた。これを読んで思い出したのがマイクロソフト。Microsoftではなく、マイクロソフトの方。ちょっと前、反一太郎なキャンペーンをマイクロソフトがやっていたときに聞いた話を思い出したのだったのだった。
 「なんでMSってあそこまで露骨で下卑たキャンペーンをするんでしょうね?」と、この業界20年のTさんに聞いたところ、じつはアメリカ本社からの突き上げがかなりキツいそうで、それというのも、当時 MS-WINDOWS 用ワープロソフトで WORD がトップシェアを取ってなかったのが日本だけだったのだそうだ。「日本は何をやってるんだ!」とばかりに強烈な指示が本社から来ていたらしく、それであの幼稚で露骨な反一太郎キャンペーンが実行されたとか。(もちろん裏は取ってません。無保証の単なる噂でげす)
 日栄は刑事告発されたそうやし、Microsoftは反トラスト裁判でどうも負けが確定したそうやしで、どっちも同じような道を辿ってますなぁ。はっはっは…(オチ無し)


11月13日(土)
サイエンスアイ

 NHK教育の『サイエンスアイ』に出演してる山田玲奈ちゃんは可愛ええのぉ。いっしょにボウリングやりてぇ
 ところで今日のサイエンスアイでは燃料電池とそれで動く自動車が特集されていた。やっぱり燃料っちうのは大事ですなぁ。子供の頃、「2000年代には商業月旅行が実現されている」とかいう学研の科学と学習の記事を読んでワクワクしていたもんやが、現実はまだまだで、一番の問題は推進器、そして燃料であるそうやし。
 SFでもちょっと真面目なモノなら、新燃料についてもちゃんと言及している。そういや『トップをねらえ!』でもアイスIIという常温縮退物質の発見が、宇宙船やマシン兵器(人型)の実現と小型化を多いに進めた、みたいな事を言ってたような気がする。
 逆に言えば、魔法と見分けがつかないような技術を実現させている画期的な燃料について言及していないSFというのは真面目なSF(ハードSF?)とは言えないんではないか。などと思ったが、とするとマジンガーZ(超合金Zは燃料でもあったはず)は真面目なSFという事になるな。ええ感じ。
 番組を見た後ウラベ氏と馬鹿話を展開。そこで上のような話をしたところ、面白い事がわかった。
 いくつかのアニメや小説・映画を思いつくままに挙げていったところ、燃料には言及していないが、***パワーとか***エネルギーとか***力という、燃料とはちょっと違うような、どう貯めておくのか良くわからんし、何と何をどう反応させて発生させるのかもよくわからん「エネルギー源」とでも言うものについては、言及してる作品が結構あるというのだ。
 「『ブロッカー軍団IV マシンブラスター』はエレパスで動いてる」(よく考えたらエレパスってエネルギーか?:-)
 「そういやカーレンジャーもクルマジックパワーやね」
 「ホワイトベースはミノフスキー粒子でIフィールドを展開して浮いてるんですよ。あとビームサーベルも」
 「ミノフスキー粒子って何でもアリやん:-)」
 「あと、オーラ力とか無限力とか。富野ってちからが多いっすね」
 「東映特撮もそうやけどな。valさんのひんまがった解釈による特撮用語辞典の「力(ちから)」の項が爆笑やで」
数十分ほどこういう会話を続ける馬鹿二人組。
 「聖闘士星矢はコスモやね!(すでに燃料の話から離れている)」
 「そういやライディーンって何で動いてるんでしょ?」
 「…神秘の力?」


11月14日(日)
『梟の城』を観るゾ

 『梟の城』を観に行く。
 絵はかなり良かった。CGをCGであると気づかせないように、という、当たり前やが、何故か忘れられがちなCGの使い方がええ感じ。どうしてもぎこちない動きや、多分とても難しいのであろう朝焼けのシーンなどが、観客に「あ、CGや…」と思い出させてしまう部分も少しあったが、丘の上から見下ろすと眼下に広がる安土・桃山時代の京の都の町並みなど、TV時代劇にはない画面の奥行きの深さ・壮大さみたいなものをうまく演出していた。ように感じた。
 アクションもなかなかで、特に石川五右衛門:-)と街の人夫(?)との喧嘩シーン。さすが元フランス外人部隊の毛利元貞が格闘アドバイザーなだけはあって、派手ではないが効果的な体術で、なんかこの、じつに忍者っぽい!:-)
 他にも、矢を射るがそれは囮で、違う角度から音のしない手裏剣(星型のではなく棒型のやつ。小柄?)を投げて命中させるとか、観てて思わず「なるほど!」と膝を叩いてしまうような戦闘シーンもあり、ニンジャ映画としてじつにいい!いいじゃないか!
 主人公葛籠重蔵の行動に強烈な目的意識が無く、なんか妙に悟りきったようなところが観てて今一つ感情移入できんかったし、中井喜一のモロ時代劇な演技(とくに笑い方)がちょっと鼻についてしもたが、これを乗り越えれば、とても面白いニンジャ映画であり、娯楽時代劇だったと思う。美術も良かったし、時代考証も風俗や言葉づかいが(もともと知らんからわからんのやが)じつにそれっぽくて、違う時代・違う世界にトリップするという楽しみを味わえた。
 ただ、葉月里緒菜のメイクはもうちょっとどうにかならんもんか。あと、メインヒロインの鶴田真由(オイラ的には葉月の方が魅力的だったが)、濡れ場があるんなら、胸かせめて両太ももくらい見せろバカモン!


11月15日(月)
地方民放映画

 いや、わしは誉めるよ『梟の城』を!:-) SW Ep#1: TPMは寝たけど、これは寝んかったしな。
 ところで昼間、テレビ大阪で『女必殺拳』を放送していた。宮内洋も出とったんか〜とか考えながらヘロヘロと眺める。気づいたら終わっていた。夜中にウラベ氏より「録画してなかったっすか?」という電話があったが、もちろん録画してねぇ。
 オイラは、いわゆる馬鹿映画とかB級映画っちうもんが、特に好きだという訳ではないし、観ててそれほど惹かれるものがなかった場合は所有欲もそそらんのだ。悪いね。
 好きな映画が偶然、世間では馬鹿映画とかB級映画と言われてる事はあるけどにゃー。
 しかし地方民放は昼間っからB級映画を放送してくれるもんで、仕事しながら見る分にはちょうどいい。先日はサンテレビで『ジャズ大名』が放送されていたようだ。『ガメラ 大怪獣空中戦』での妙な演技が特撮ファンに受けた本田博太郎が全く同じ芸風で出てて、「なんや、あぁいう演技も出来るっちうんではなくて、あぁいう演技しかできんのやね」という事がわかって楽しい映画でした。って観たのは2年前、京都でレンタルしたビデオでしたが。あれってタモリだけじゃなくて山下洋輔と細野晴臣も出てたらしいが、確認したかったなぁ。
 ちなみに昨日は深夜に『女囚さそり』を放送していた。この映画をGLOOM PARTYの「さそりちゃん」の元ネタとしてしか認識していないオイラは、ビデオじゃ多分一生借りようとは思わんし、そういう映画を見る機会を与えてくれるという点で嬉しいなぁ。


少年チャンピオン

 GLOOM PARTYで思い出したが、ちょっと目を離してる隙に、ついに週刊少年チャンピオンにまで1話読み切り形式の『Boy's be...』モドキ漫画が! 絵が女性っぽいし、もしかして毎回ナオン主観の話じゃろか? なんでチャンピオンにそんな漫画が!!!
 まぁけど『特攻天女』は隠れた(隠れてないか?)「やおい漫画」やし、チャンピオンにも「いかにも同人上がり」な絵柄の漫画家が増えてきたもんなぁ。けどやっぱチャンピオンはヤンキーが喧嘩してるか、ジャンが血まみれで料理してるか、ケンタローが(オヤジと一緒に)メカ作ってりゃいいんじゃよ!
 しかしおまPもなんかラブラブ話が多いような…。時代の流れじゃろかー。
 ジャンの高笑いだけが一服の清涼剤のごとく感じる。巨乳キャラ多いし。


11月16日(火)
かっぱなにさま

 最近、NHK教育の「おかあさんといっしょ」内で放送されている歌『かっぱなにさま』が頭の中で無限ループ。しかしどうしても「かっぱはえらい えらいはかっぱ」の部分を聞くと、『えの素』4巻収録のあの名セリフ、
 「課長は偉い!偉いはスゴい!スゴいはチンコ!チンコチンコ!イエー!」
が思い出されてならん。もしかして『かっぱなにさま』は『えの素』にインスパイアされて作られた童謡では? 違うか。
 「ダッハー!イエーイ!」バッバッ!入ってポン!(オチのつもり)


11月17日(水)
お仕事いっぱい(ホイサッサ)

 本日、生まれて初めて紙で巻いてある札束をナマで見た。100万の札束が10個で合計1000万円。手にとってみるとズッシリ、とはいかず。思ったより軽いもんですなぁ…。
 しかしビッチリと固めてあるもんで、この堅さなら人が殺せそうな気がした。「札束で横っ面を張り倒す」っちうのはTVや映画で見たことあるが、「札束の塊で後頭部を殴って殺す」っちうのは見たこと無いなぁ。やってみてぇ
 人の金だったもんで10秒でお別れ。次は1億円持ったる!(でもどうせ人の金)
 その後、「G4のMMRがどうたら」という話をする。と言ってもG4はPowerPCのことではないし、MMRはマガジンに載ってたオカルト漫画のことでもない。分かる人には分かると思うが、B-ISDN回線用(DDX網も?)ファクシミリのことであるある。あぁこりゃこりゃ(オチのつもり)


11月18日(金)
カード

 最近TVのことばっかり話題にしているようであるある。これでは毎日TVばっかし見てるようで、本でもちょっとは読めと叱られそうやが、しかしそれでもTVの話題だ。見てると思うことがいっぱいあるんじゃよー。
 さて今日もTVつけっぱなしで仕事をしていると、オヤジが出てきて「息子の方が先にカードを持っちゃって、親として情けないなぁと…」とかそんなことを言い出した。ここでオイラは勘違い。「クレジットカード持ってないくらいで恥ずかしがるなよオヤジ!オイラも25になるまで持ってなかったぞ!正確には収入が少なすぎてカードなんぞ持てる身分やなかったんじゃけぇの!」と微笑みながらTVのオヤジに(心の中で)話し掛けた。
 続いてナオンが出てきて「お母さんが駄目だっていうんです」 たかがクレジットカードでか?! あ、もしかして消費者金融のカード?むじんくんとかあのへんの…? 違った。いわゆるドナーカード。臓器移植法に基づいた脳死時の臓器提供意思表示カードのCMだったのだった。
 ゾッとした。いや、脳死患者からの臓器移植に対してではなく、「意思表示カードは『提供することに同意する』の方に○を付けるのが正しい。×を付けるのは恥ずかしい事だ」と言わんばかりのこのCMの内容に、だ。どちらに○をつけるか(だいたい○をつけるのかどうかも覚えてないが)、というのはあくまで各人の自由意思であるはずなのに、それを「同意するのが当たり前」と洗脳しようというのか日本政府は。このCM、18禁にせんかい!
 ちなみにオイラはドナーカードは持っていないが、もし持つとしたら「同意しない」を選択するつもりだ。いつか気が変わるかもしれんが、これを選択できるというのは法律で保証されたオイラの権利であるからして、別に恥ずかしいとは思わない。思ってたまるかコラ!
 しかしこれも喫煙と同じように「恥ずかしいこと」や「公衆の迷惑になること」とされる日が来るんじゃろか。やっぱ革命じゃよね〜。『腹腹時計』でも観に行くかね。


11月20日(土)
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 友人(名は秘す)からPocketStationと『おはなしゲーム どこでもいっしょ』を入手。遊んでみることにした(今ごろ)。一体オイラはこのゲームにどんな感想を持つことになるのか。自分で自分の反応がとても楽しみであることよ。
 ポケステの箱を開けてみると、当然のごとく取扱説明書は無い。まぁなんとかなるか。そしてポケステ本体を取り出してみてボタンをホゲホゲと押してみる。何の反応も無い。やられた!イモ引かされた!
 「ちくしょー!今度会ったらササラのサラにしちゃるけぇの!」
と息巻いていると箱からボタン型電池が転げ落ちた。あ、ポケステって電池いるの?(馬鹿)
 では電池を入れて起動してみよう。さて電池はどうやっていれるんじゃろかー? フタ…フタは無いか?…無い。なんで? いきなりなんともならんごとなった。
 その後、小さめの+ドライバーを探し出してきてポケステの裏側をゴソっと開き、なんとか電池を収納することに成功。あ、よく考えたらこれってクリスタルタイプやから、ここに見えてる、このいかにも電池入れる為に作られてるようなとこだけ開きゃ良かったんやね。アホくさ!よっぽど気が動転しとったと見える。ハッハッハッ…笑え笑え!
 ここで飽きた。こんなチマチマしたもんやっとれるかっつーの!
 このポケステは罰として、このままずっと単なるメモリーカードとして使うことにする。はい決定。


11月25日(木)
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 こないだ斜め読みした本(作者・題名はもちろん失念)によると、映画を好きな人は、レンタルビデオの頭の方に入ってる予告編を飛ばさずにちゃんと観てるらしい。オイラは映画好きというわけではないので、楽しみにしてた映画がレンタルに落ちたときは予告編なんぞすっ飛ばして観る方だ。ど〜でもいいような映画(ジェニファー・コネリー目当てに借りた『恋の時給は4ドル44セント』等)だと予告編も観るな、そういえば。
 で、予告編を観て「面白そうだな」と思えば、それがレンタル開始されれば借りて観ようかな、という気になるわけである、などと偉そうに書いてあった。
 別にそれはレンタルビデオの映画だけの話じゃなくて、映画館で上映してる映画でも通用するやんけ。それだったら観てるぞ。映画館で上映される予告編はオイラもかなり好きだ。どんなつまらん映画でも予告編は面白いけぇの!(レンタルビデオの予告編は面白くないと思う…)
 ところで予告編といえば、こないだ『梟の城』を観に行ったとき、ブラッド・ピット主演(?)で面白そうな映画を予告していた。『FIGHT CLUB』だ。どうやら若いボンクラ連中が、単純に楽しみ(暇つぶし?)の為だけに殴り合いをするという映画らしく、かなりオイラ好み。出来れば冒頭5分で人が死んで欲しい。まじで。
 兄貴風吹かしてたブラピもええ感じ。オイラはこれがやけに嬉しい。やっぱしお前はこっち側の人間やったんやの!恋愛モノとかには金輪際出んでええから。もうデビッド・フィンチャ−の映画にしか出んでええから。
 で、この映画はどうやら正月映画らしい。んが、とても正月まで待てん!なんか無いか他にわし好みのは!と探してみると、『ゴースト・ドッグ』がなんか良さげ。魂にサムライ入ったデブの殺し屋(黒人)が、ヒップホップに合わせて日本刀振り回す映画のごたーる(オイラの主観による印象)
 しかしこれってうちの田舎の映画館にも来るんやろか…。


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 夜中に仕事しながら見るビデオを借りにレンタル屋へ。まだ観てなかったジャッキーの『酔拳2』を手に洋画コーナーへフラフラと迷い込む。つらつらと眺めていると急にモーガン・フリーマンに会いたくなり、前から観ようと思ってた映画を探すことにした。『ドライビング・ディジー』であるある。
 しかしどうも見つからん。俳優別のコーナーがあるくせに「モーガン・フリーマン」っちう項目が無いんはどういうこっちゃ!
 店員にレジで検索してもらうと「1本だけ入ってますね」とのこと。しかしどこにあるやら…。「洋画ドラマの棚だと思いますよ」なるほど。どうやら「てめーで勝手に探せ」ということらしい。いつか泣かす。
 端から一本ずつタイトルを読んで探していく。無い、無い…、…あった! 確かに一本だけ『ドライビング・ディジー』があったよ矢吹! 喜び勇んでレジまで持っていくわし。会員カードと、それに『酔拳2』と一緒に差し出す。
 店員は、オイラがやっとこさ探し出した『ドライビング・ディジー』を手にとり、こう言った。
 「こちら吹き替え版ですけど、よろしいですか?」
よろしいもジョーブラックもねーよ! それ1本しか入れてねーやろが!
 まぁ吹き替えなら目で字幕追わんでも、仕事しながら耳で話に着いていけるしな(良かった探し)


Boogie!Yana-pon Landへ
yanazawa@mbox.kyoto-inet.or.jp
Fri, 26 Nov, 1999