申し込みの方法ですが、電話、インターネット、ホテルはそれぞれ何割ぐらいですか?。
泉:
インターネットが6割、4割が電話です。ホテルはまだ微々たるものです。
インターネットでサイトを見ながら電話をかけて来る人もいるんです。
ネットだけでやっていたんですが、それではダメだということで人を貼り付けました。その分、人件費がいるので悩んだのですが、やってみると結構多いことがわかりました。
Sさん:
将来的には?。
泉:
インターネットで申し込んで欲しいです。そのためサイトを充実しています。
またコンビニで申し込むといった方法はあるのですが、数が少ないと手数料が大きくて今のところ割に合いません。
Sさん:
エリアを越えて全世界に売っていくわけですから、インターネットを活用されると良いと思いますが、いかがですか。
泉:
商品の価値が分かりにくく、体験してみないと分からないため、そこで悩まれるというのが実際だと思います。
街を歩くというのは基本的にはただの行為です。それに案内人がついて回ることに3500円の価値があるかどうか迷われるので、そこをサイトでどう伝えていけば良いか、検討しています。
Sさん:
参加者からのフィードバックが出てくると良いですね。
泉:
そうですね。リピートの方も多くそれも大きいと思います。
ターゲットは?。
泉:
大阪近辺のの30〜40代の女性です。
安田:
大阪には転勤族がいるじゃないですか。転勤族は3年から4年しか住んでいない人たちですが、彼らにちゃんと知らせたら行きまくりますよ、滞在中に。
というようにマーケッティングを鋭角的にやられると、そこからどんどん話が広がるとおもいます。そういう人たちは3500円払いますよ。
泉:
おっしゃるとおりだと思います。
安田:
早く大阪のことを知りたい、ディープな大阪を知りたい、馴染みたい、しゃべりたいということがあるので、そこが狙い目だと思いました。
泉:
転勤があるような大企業の方ですね。
Yさん:
大阪転勤の経験がない人は大阪行きに奥さんが必ず反対されるのですが、一度、経験されると家族全員大喜びだとある本に書いてありました。
インバウンドはどうお考えですか。
実は10月23日のセミナーのオプショナル・ツアーは、京都サイクリングツアー・プロジェクトにお願いしているのですが、欧米の富裕層に大変受けているそうです。日本人は自転車でのガイドツアーにお金を払うということが理解できないのか、4割ぐらいしかいない。たいして欧米の人は京都+自転車の組合せがワンダフルということでしたが。
今日のツアーもインバウンドの可能性があるのではないでしょうか。
泉:
インバウンドは課題なんです。
インバウンドのツアーには通訳案内士をつけろという法律がありますが、このぐらいの値段でやっているツアーに通訳案内士をつけると利益が吹っ飛びます。
いままで参加されているパターンは、お客さんとして通訳をできる人が海外の人を連れて来るというのが結構あります。その人たちを呼び込みたいのですが、それができていないのが課題です。
エリアクルーのなかに通訳案内士を持っている人が二人か三人おられますので、そういうところからちょっとずつ試していくのも方法かな、と思っています。
前田:
つけなきゃいけないんですか?。
泉:
僕が英語をしゃべれたとしても案内してはいけないという法律があるのです。
ボランティアの場合は通訳案内士をつける必要はないのですが。
会場:
有名無実でしょう。
泉:
どうやったら、それをうまくクリアできるか、ですね。
前田:
今日の大正ツアーはどうなんですか。
泉:
今日のツアーは厳密にいうと旅行業による旅行商品ではないですが、交通機関がつくと旅行商品です。
前田:
それにしても、大正のツアーは欧米人が喜びそうですね。
どうやって広げるか
■インターネットの活用
Sさん:
■ターゲットの見直し
安田:
■インバウンドは
前田:
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