フードツーリズム研究会/学芸出版社

 

フードツーリズム研究会/学芸出版社共催セミナー

「食旅と観光まちづくり」記録

安田亘宏泉 英明

2010.9.25(終了)

オプショナル・ツアー

写真
呼子のイカの活き作りは漁師と料理店の工夫と連携のたまもの


趣旨

 いま、食はもっとも地域らしさが出しやすい観光資源であり、集客力が大きく、また地域再生の手始めとして取り組みやすいという点からも食旅(フードツーリズム)が注目されています。
 しかし、旅行会社や全国の自治体、地域が一斉に取りかかって、みんなが成功できるほど甘い話はありえません。
 一時的に話題になって盛り上がっても、これが長続きするかとなると、大きな不安があります。
 旅行者は何を求めているのでしょうか。どうしたら来てくれるのでしょうか。
 そして何より魅力を維持し、持続的にアップしてゆくにはどうすれば良いのでしょうか。
 このような課題を議論するために、このたび『食旅と観光まちづくり』を上梓された安田亘宏さんを東京からお招きし、旅行者の行動や意識の調査結果をもとに、食旅へのニーズをお話いただきました。
 また大阪で、食旅もふくめて着地型のまち歩きツアーにビジネスとして取り組んでおられる「OSAKA旅めがね」の泉英明さんには、食旅がまちづくりに果す役割について報告いただきました。
フードツーリズム研究会・尾家建生
学芸出版社・前田裕資


講演記録

三角印食旅に旅行者は何を期待しているか 西武文理大学サービス経営学部教授 安田亘宏 三角印食旅とまちづくりの正の循環をつくるには OSAKA旅めがね 泉 英明 三角印質疑応答 三角印終了後のアンケート

オプショナル・ツアー「大正・三軒家 下町水辺の楽園ツアー」(終了)

日本でも珍しい、周りがすべて水に囲まれる島状の大正区。沖縄イメージの強い大正区ですが、三軒家エリアには「水辺の暮らし」が息づいています。
四国や九州からの海送屋・船員で栄えた商店街。水害体験が生んだ自衛組織水防団や防潮堤。最先端の水辺の遊び場・アジトの集積。などなど・・・大阪で最も川を感じる暮らしがある大正区・三軒家を巡り、地域で育まれた食を楽しみ、お話しもお聞きしました。
 その記録は本セミナー企画担当の前田裕資のブログをご覧ください
 ○
編集者による大正・三軒家 下町水辺の楽園ツアー記録
 ○詳細  :チラシ(PDFファイル)

周りがすべて水で囲まれている島状の大正区。 この匂いがたまらない!庶民派の名物ホルモンをつまみます! 商店街3店舗のコラボ商品、揚げたての手作りカレーパンは絶品!
(OSAKA旅めがね提供)



安田亘宏(やすだ のぶひろ)氏略歴

西武文理大学サービス経営学部教授
1977年JTBに入社。旅行営業、添乗業務を経験後、本社、営業本部、グループ会社でCI・販売促進・マーケティング・事業開発等の実務責任者およびJIC旅の販促研究所執行役員所長を歴任。2010年4月より現職。NPO法人日本エコツーリズム協会理事、日本地域資源学会常務理事、日本観光研究学会会員、地域活性学会会員、日本創造学会会員、日本旅行作家協会会員。
著書に『旅の売りかた入門』『旅行会社のクロスセル戦略』(以上イカロス出版)『長旅時代』『食旅入門』『犬旅元年』『祭旅市場』『島旅宣言』『鉄旅研究』(以上教育評論社)『キャッチコピーに見る「旅」』『旅人の本音』『「澤の屋旅館」は外国人になぜ人気があるのか』(以上彩流社)などがある。

泉英明(いずみひであき)氏略歴

1971 年東京生まれ。OSAKA旅めがねプロデューサー。(有)ハートビートプラン代表。
NPO 法人もうひとつの旅クラブ理事長。大阪大学工学部環境工学課卒業後、滑ツ境整備センターを経て、2004 年より現職。行ってみたい、働いてみたい、住んでみたいまちをめざし、多様な地域主体とビジョンづくり・実践を進めている。著書に『都市の魅力アップ』『住民主体都市計画』(共著、学芸出版社)

編集者による本書の紹介(ブログ)


日時/場所

10年9月25日(土曜日)5時30分開場、5時45分から8時頃まで

会  費

1000円(学生は500円)、定員60名/申し込み先着順
懇親会別途(希望者のみ、実費当日精算)


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