JUDI関西

第4回都市環境デザインフォーラム

まちとアイデンティティ

震災に見る 市民参加の
都市環境デザインの連続性

貴方は人目(96.7.09〜)の訪問者です。

〈趣旨〉
 私たちにとって1月17日に起きた阪神大震災とその後の復旧・復興への動きは、 都市環境を考え、 今後のまちづくりを考える上で極めて重い意味を持っています。

4回目を迎えた関西フォーラムでは、 この震災を契機として都市環境デザインを見直しつつも、 地域風土に根ざし、 歴史的に継承されてきた「まちのアイデンティティ」を創造的に育成する方向を、 原点に返って探ってゆきたいと考えました。

そのため、 フォーラム基調講演にはトロント大学教授のエドワード・レルフ氏を迎え根源的な問題提起をお願いし、 またフォーラムに先立って各地で「まちとらしさ」を考えるワークショップを行ないました。


〈フォーラム記録集〉
記録集デジタル版は
こちらです。


〈フォーラム実行委員会〉
名簿


〈プログラム〉
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9:30開  演
9:50〜10:00
挨  拶 江川直樹
(都市環境デザイン会議関西ブロック幹事・現代計画研究所)
10:00〜11:00
基調講演「場とアイデンティティ」
エドワード・レルフ(トロント大学教授)
1944年生まれ。

ロンドン大学卒業。

トロント大学教授。

自分自身がその場で何を見、 考えるかを重視しながら、 コンテクストに裏付けされた科学的思考を続ける現象学的地理学、 人間主義的地理学の旗手である。

著書に『場所の現象学』(筑摩書房)がある。

11:00〜12:15プレ・フォーラム・ワークショップ 「まちとらしさ」報告
  • 「阪神間らしさを語る」後藤祐介(絵U計画研究所)
  • 「京都らしさを語る」西斗志夫(住宅・都市整備公団)
  • 「海上都市のアイデンティティ」浜田法男(鞄s市戦略デザイン)
  • 「能勢街道のまちなみ・らしさを考える」久隆浩(大阪大学環境工学科)
12:15〜13:30休  憩
13:30〜14:30問題提起 まち・まちづくりとアイデンティティ
  • 地域アイデンティティの相貌/材野博司(京都工芸繊維大学造形工学科)
  • ランドスケープにおけるらしさ/上野泰(ウエノデザイン)
  • イタリア都市とアイデンティティ/井口勝文(竹中工務店開発計画本部)
14:30〜14:40休  憩
14:40〜16:40パネルディスカッション アイデンティティとまちづくり
コーディネーター:鳴海邦碩(大阪大学環境工学科)
パネリスト
  • 佐々木葉二(竃Pコンサルタント)
  • 山崎正史(立命館大学環境システム工学科)
  • 重村力(神戸大学建設学科)
  • 大塚守康(潟wッズ)
  • 成瀬惠宏(鞄s市設計工房)
コメンテーター
  • 田端修(大阪芸術大学建築学科)
  • 小浦久子(大阪大学建築工学科)
16:40〜17:00全体講評 榊原和彦(大阪産業大学環境デザイン学科)
総合司会 大矢京子(鞄s市環境計画研究所)
17:30〜19:30懇親会
日時1995年11月17日(金) 9:30〜17:00
場所兵庫県民会館9階ホール Tel 078-321-2131
参加
費用
都市環境デザイン会議会員および学生1000円
一般2000円
主催都市環境デザイン会議・関西ブロック
後援(社)土木学会、 (社)日本建築学会、 (社)日本都市計画学会、 (社)日本造園学会、 (社)日本デザイン学会、 (社)新日本建築家協会、 (社)再開発コーディネーター協会、 (社)都市住宅学会、 (社)日本都市計画家協会
協賛日本興業 株式会社


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