参加型デザインの実践
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事業を進めていく中で、 公園づくりに地元の石材を使っていこうということになりました。 この段々畑の中にところどころに丸っこい石がぽつぽつ出ていましたので、 なんだかかなりおもしろそうな石がありそうだということを予感して、 中村さんたちと山に入っていきました。 地元の石材業者さんに手伝っていただいて山を掘り返してみると、 こういう石がごろごろと出てきました。
恐竜の卵の殻が割れているようで非常におもしろい。 ほとんどがこのように丸い。 小さいものでしたら本当にまんまるっこいものもありました。 地元では笠波石と呼ばれています。
この写真の石は2m以上あるわけです。 山の中なのでなかなか出せないため、 大きなものは半割りにして出したりしてます。 30トンぐらいの石も出ておりました。
これは村岡町の中でずっとやっておられる町民大学に呼ばれて、 みなさんとお話しているところです。 ここに来られている方々は、 福岡地区の方々だけではなく、 但馬地域の方も来られているということでした。
石材をみつけた頃、 彫刻オルガナイザーの田辺さんにも参加していただきました。 彫刻シンポジウムを開こうということになり、 どういった作家に参加していただこうかという話や、 公園内をどういうふうに計画しようかということを、 いろんな形で説明をしながら、 意見を聞き進めてまいりました。
これが概要プランです。 中央上のゾーンが公園ゾーンで、 その下が神社です。 この右側が古墳ですが、 地区内には古墳がこの山の中に4基、 降りたところにに1基ございます。
これはその委員の方々です。 こちらにいらっしゃる方は福岡地区のご出身で、 東京で編集者をしておられるそうです。 このように地元出身の方の声を聞きながら進めてまいりました。
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