参加型デザインの実践
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阿倍野の例
有光:
駅前広場のように重要な公共施設の配置について住民の意見を聞くということは、 非常に珍しいんじゃないかと思います。
次に、 阿倍野の例です。
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図2 阿倍野地区(再開発前の現況)
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図3 阿倍野地区計画図(下図は現況)
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阿倍野は全部で30haですが、 除外地がありますのでだいたい26haぐらいです。 ここはずいぶん地形差がありまして、 右上の天王寺駅の方から左下の飛田の方へ、 ずっと商店街が下がってきています。 太い線が町会域です。 阿倍野の場合は、 町会別に合意がされたところから事業がすすめられています。
これはこの現況と計画をオーバーラップした図です。 大きな計画ですので、 ほとんど現況の町会の線と計画道路とは一致していません。
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図4 都市計画決定が順次行なわれた様子
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図5 再開発の全体像
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左上が昭和51年の地図です。 20数年前にこのアミがかかったところで初めて都市計画決定されました。 その後、 順番に拡張されていって、 現在は全部都市計画決定されています。
全体像がこれです。 こういうふうに地元の町会別に話をつけていって順番にやっていったわけですが、 これは六甲道の再開発で、 まちづくり協議会が合意できたところから提案していくという形にちょっとだけ近いと思います。
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