参加型デザインの実践
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セッションI、 レポート&トーク解題

改行マークこの2階では私がコーディネートをし、 参加型の環境デザインの実践例についてのトークセッションを催します。 参加型のデザインについて幾つかのレベルがありますので、 異なったレベルで実践をされている人と協力・支援されているコンサルタント、 あるいは都市環境デザイナーという立場で関わっておられる方のペアを3組用意しております。

改行マーク一組目は、 住民とのまちづくりというレベルで、 彫刻や町の環境デザイン全体について取り組んでおられる兵庫県村岡町教育委員会の中村さんより、 まちおこし的なレベルでの参加型デザインのあり方について、 また、 それに協力されている大矢さんにお話しいただきます。

改行マーク二組目は、 震災前からまちづくり活動が盛んであった東灘区の岡本地区です。 20年近いまちづくり活動の中でまちづくり協議会をつくられ、 地区計画や景観形成地域の指定に取り組まれ、 近年は道路の舗装、 美装化や、 新しいコミュニティホールの建設など、 少しハードな部分に取り組みが進展していると聞いております。 地域の方のまちづくり活動を支援してきたコンサルタントの後藤さんと、 協議会会長の西崎さんのペアで、 参加型まちづくりについて、 20年の経験の中での苦闘をお話しいただきます。

改行マーク三組目は神戸市の震災復興の都市計画事業地区を代表して、 六甲道南の再開発事業地区のお話です。 事業に関与している権利者、 地権者の方々、 あるいは商業者、 居住者の方々が計画、 あるいはデザインに参加することの意味と限界を、 前の六甲道再開発事業所長で現在は神戸市のアーバンデザイン室室長をされている倉橋さんと、 震災復興再開発事業をずっとコンサルタントをしていらっしゃる有光さんに対談していただきます。

改行マーク以上、 公園のワークショップのように住民の方とデザインしていくタイプよりももう少し広く、 まち全体のレベルといった単位での参加型のあり方をそれぞれの対談を通じてご理解いただけたらと思います。

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