けやきひろばでは、 環境に配慮した雨水循環型システムを採用している。
人工地盤上のひろばに降った雨は、 排水溝から地下1階の貯留槽に集められ、 ろ過処理された後、 ケヤキの灌水用として循環再利用する。
この灌水は自動灌水システムを採用した。 灌水はタイムコントローラーで制御されており、 ケヤキの生育状況や土壌の環境状況に応じた設定が可能となっている。
自動灌水設備を設置することで、 土壌の乾燥を防ぐとともに、 肥料を灌水に混ぜて自動的に供給することも可能となった。
水の無駄な消費をなくすために、 水源は雨水再利用水を主としているが、 雨水が不足した場合のバックアップとして中水の灌水も可能となっている。
「空の森」持ち上げられた大地
さいたま新都心・けやき広場(2)
鳳コンサルタント環境デザイン研究所
佐々木葉二
雨水リサイクルシステム
カスケードと霧の噴水
ひろば断面図
雨水再利用・自動灌水設備フロー図
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