「水都大阪」の再生  川の駅 はちけんや 誕生
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最終プラン

 

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水辺への連続感を生み出すデザイン
 
 この写真と次の写真が最終的なプランです。お祓い筋と呼ばれる熊野古道の起点の方向がエントランスになります。雁木に向けた斜めの軸線を通したかったというのは、こういうことなのですが、建物に入るとすぐに地下1階に降りていく形になっています。その上の1階はレストランになります。

 建物に入らないで公園の方に歩くと、天神橋の公園とつながっていて自由に行き来ができるようになっています。ですから、ここのテラスも公園の一部として使えるように考えました。建物の屋上という形ではありますが、ここでもいろんなイベントができるようなっています。お立ち台のような展望台も作りました。この展望台を架台にしてステージが組めるようになっています。このテラスの賑わいにも期待しています。

 また、このテラスも府の管理ゾーンなので、1階に入ったテナントのリバースイートさんがこのテラスを府から借りるというシステムになっています。基本的には大阪府はここをどんどん貸すという姿勢で運営したいという風に聞いています。もちろん、タダはダメだそうで、ちゃんとお金は取られるということです。

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水辺の回遊性と繋がりを高めるデザイン
 
 ここは地下1階のプランです。約400平米あるのですが、図の左半分の青いところは国の施設で、当初は国が直接運営するコーナーだったらしいです。当初の話ではコンクリートの裸渡しという状態で、引渡後に国交省さんが内装を施工して、運営もするという話だったのですが、いろんな事情があり計画が縮小されて、結果的に大部分をNPOに運営してもらうということになったようです。

 今は、このゾーンまだ仮設のような雰囲気なのですが、ここで色々な試みをしていただけるということで、大変、楽しみにしています。

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はちけんやの全体計画図
 
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