私は平成4年に都市環境ランドスケープに入社して、それからあっという間に時間が経ったという感じです。今日は「ランドスケープデザインの現在」というテーマで、私が関わってきたワークショップ手法による住民参加型のデザインの実践事例を4つ報告させていただきたいと思います。
何かパブリックなものができるという時に、出来るまでの長い時間の中で私たちが関われるのは、完成の前後にある短い時間だけなんです。それはデザインの時間と、出来上がったパブリックスペースの育成管理に入る前のきっかけづくりです。その中でどんなデザインができるか、どんな形に生かせるかといった部分が大事だろうと思っています。
今回は、デザインを「誰と作ったか」「どうやって作ったか」「その結果何が出来たか」という点について報告していきます。
4つのワークショップによる計画事例
市民・住民参加による公園・まちづくり
(株)都市環境ランドスケープ計画室 小林和子
このページへのご意見はJUDIへ
(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai
学芸出版社ホームページへ