南芦屋浜

さて、 チャート図で確認いただけるように、 この活動は「アーティストによる環境一体型アートワーク」と「市民、 ボランティアによるアートワーク」の二つで構成されています。 具体的な個々のアートを実際に考えてたのは、 アーティストが中心です。

アーティストによるアートワークには、 12棟のピロティと一体になったアートワークを作るものと、 南側の幹線道路に面した屋外空間の約400mのプロムナードのアートワーク、 住棟間の緑地２カ所のランドスケープ彫刻、 それから利用システムと一体となった一つのアートワークがあります。

市民、 ボランティアによるアートワークは、 団地内の車止め約180本の頭部分に皆で描いた絵タイルを埋め込むというものと、 お知り合いという言葉をかけた「お尻合いベンチ」を約20個作っています。 それ以外にも、 アート・バナー（旗）という活動も一緒に作っていきました。

実際に活動し物を造って下さる方々がどのようにイメージし、 理解しているかがとても大事なことでしたから、 プランが出来た頃、 作業を始める前に現場でアーティストも交えて参加者共々「私たちはどんなことを考え、 何をしたいのか」という打ち合わせをしました。 その後も、 現場とは密接な関係をとりながら作業を進めています。 また、 コミュニティ＆アート計画実行委員会の方々ともワークショップを通して、 作業を進めました。

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