震災復興景観の現状とめざすべき方向
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ルールづくり

改行マークそういう協調修景からさらに進むと、 まちとしてのルールづくりへとつながっていきます。


まちづくり協定

画像ue061 改行マークルールづくりの一つとして新在家のまちづくり協定があります。

改行マークこの建物自体は震災前にできた建物です。 まちづくり協定の中には景観的な配慮もうたわれていて、 この建物も一つの例です。

画像ue062 改行マーク震災後の共同再建のマンションもこういう形で傾斜屋根にして再建されています。

改行マークこれはJUDIニュース(98年4月)でも紹介された事例です。

改行マークボリューム自体はすごいのですが、 そういうなかで、 少しずつでも修景していこうということで、 建物の足元には松と瓦がのった塀が設えられており、 酒蔵と旧西国街道の雰囲気を何とか伝えていこうと工夫されています。


地区計画

画像ue064 改行マークこの写真は、 野田北部地区で実施されている「街なみ誘導型地区計画」の事例です。 ここでは、 道路中心線から2m+50cmのセットバックというルールが作られています。

画像ue065 改行マークその結果生まれる空間を何とか緑で修景していこうとしています。 これは元々道路が4m以上あったところを、 さらに50cm下がって、 その部分に植え込みをつくっています。

画像ue067 改行マークこれは、 地区全体として、 まちづくりの中で街並みを創造していこうということで、 マンションでも取り組んだ事例です。

改行マーク神戸では、 こういうまちづくり協定や地区計画に加えて「景観形成市民協定」のような形で取り組まれているところもあり、 いろいろな形で景観を考えていこうという動きが出ています。

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