会長あいさつ

         

      『変革』~挑戦し続ければ見えないものも見えてくる~

             2023-24年度 京都洛西ロータリークラブ会長 藤木 敬三

 今年度の国際ロータリー ゴードンR.マッキナリー会長のテーマは「世界の希望を生み出そう」です。ロータリーが今後も成長し、人びとの参加を促していくには、ロータリーの過去の慣習の最も良い部分と組み合わせてこのアプローチを継続していくべきだと述べておられます。そして、国際ロータリー第2650地区、中野ガバナーは「個性、基本、求心力」を地区スローガンとされ、ロータリークラブに活力と輝きのある希望を生み出そう!!!
とメッセージを述べておられます。
 近年COVID-19の蔓延やロシア・ウクライナの紛争、そしてそれに起因する歴史的な物価高など、私達を取り巻く環境は大きな変化や対応を迫られてきました。
 しかし、そんな誰も経験した事の無い状況下においても、歴代会長をはじめとする理事、役員、会員皆様の努力、ご協力のお陰で我がクラブは会員数の増加や事業の成功を収めてきました。そして今年度はこれからも続いていくと思われる社会や環境の変化に対して、自分達が自ら挑戦し変化していく事でより良いクラブとし、会員同士の絆を深めていきたいという想いでこのテーマを選ばせて頂きました。『変革』とは、ただ全てを変えるという意味ではなく、洛西ロータリークラブを更に発展させ、より良い方向に変化させていくという意味です。社会の変化に適したクラブ運営をしていくためには若い力や思考が必要ですが、若い力や思考だけでは全く違うものに変化してしまいます。若い力がロータリーという礎で活躍するには先輩の経験や知恵が不可欠です。この若い力・思考と先輩の経験・知恵の融合こそが『変革』なのです。今までの歴代会長そして会員の皆様方が多大な時間と労力をかけて蓄積して頂いたクラブの実績や経験を、若い世代を取り入れた現メンバーである私達がそれらを最大限活かしつつ、より良い組織にしていく為に、現在の社会や環境に適したものへとアジャストさせていく事が、本当の『変革』に繋がっていくのだと考えています。
 そしてその『変革』の為に、あらゆる困難や新しい事にも臆さず挑戦し続ける事で、今までは見えていなかった新しい視点や問題や課題へのアプローチの方法などを見つけ出し、クラブの発展へと繋げていきたいと考えております。