1999年 「第4回サイエンス展示・実験ショーアイディアコンテスト」 レポート集に掲載されたものです。 科学技術振興事業団の発行です。 応募した,「強力磁石はここまでおもしろい!」 が, 実験ショー部門で佳作に選ばれました。 応募した内容は,実際に京都市青少年科学センターでいつも実施しているものとはかなり異なり,「ショー」を意識した構成にしました。 もちろん,磁石にまつわる知識や参加体験型の学習など,普段の科学センター学習で行っている手法も参考にしました。したがって私一人の受賞と言うことではありません。 特に平成9年,私がセンターに異動して,それまでの学習重視スタイルから「実験ショー」を意識した形式に改めた際に,一緒に新ネタを考えた岡部純氏との連名での応募にしました。(しかし書類作成等一切の応募に関わる仕事は私一人で・・・) |
磁石を用いた実験ショーを,どこまで科学的にかつ面白くできるかまとめたものです。以下のような内容を考案しました。 1.鉄のハンマーを外す裏技2種類。 2.外見がほとんど同じコーラの缶を区別する。 3.棒磁石を簡単に狂わして,思い通り着磁させる。 4.日本の現在・過去の硬貨調べ。 5.磁石に付くステンレス調べ。 6.スプーンが磁石に付いた瞬間に曲がる?! 7.簡単にできる発電の原理。 その他 等々,30分にわたり,強力磁石(NKS磁石)だからこそできる面白実験ショーを繰り広げます。小学生の喜びそうなキャラクターを用いた実験器具もいくつか製作しました。 |