マジシャンや自称・超能力者?が行う「スプーン曲げ」や「スプーン切断」のタネについては、以前から本やTVなどで知っていました。それを自分なりに練習して「こんなものはインチキだ!」と、タネを暴くところを見せていました。しかし、田中玄伯先生(滋賀県)や北野貴久先生(兵庫県)が行った「科学マジック」のステージを見て、私のやり方は夢もロマンもない、見る人にとってもつまらないものであることに気づきました。それ以降、私の見せ方はお二人のやり方を参考にしています。なお、そのお二人も工藤貴正先生&野呂茂樹先生(青森県)が広められた「科学マジック・教育マジック」の影響を受けたということです。
人名辞典?・・・工藤貴正氏、北野貴久氏 どちらも私の科学マジックの師匠です。また野呂茂樹先生,田中玄伯先生共にたくさんの科学マジックを教えていただきました。
2本100円です。他にも数種類用意しています。常時100本のストックがあります。 |
(写真左) よく使うスプーン (写真右) スプーンの厚み |
曲げや切断に使う物は、これくらい厚みがある方が演示効果は高いです。(3mm弱) |
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両手を使うときの左手の持ち方。小指が・・・ |
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これもタネは簡単なのですが、まだタネを明かしていない人もいますので、ヒントだけにとどめておきます。私は二つの方法を知っています。
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切断されたスプーン。約15秒で切断部分に手を触れずに折ってしまいます。 |
片手曲げスプーンに一切の細工をしないで、やや厚手のものを一瞬で曲げてしまいます。どれくらい素早いかというと、ふつうにスプーンを持った手をしっかり見せて、そのままほとんど手を振らず、投げ上げるまでの間に完全に曲げてしまいます。(これでわからなければ一度実演場面を見て下さい。) ごく親しい一部にしかタネを明かしていないので、ヒントだけです。 ・はじめから肉厚の薄いスプーンでは面白くありません。わたしはこれを100円ショップで2個入りスプーンを20セット(合計40本)買い占めたときに思いつきました。そこのスプーンは分厚いのでよく使っていたのですが、安物なので品質が均一でないのです、そこに目を付けて・・・ ・科学マジックですから基本は当然「てこの原理」です。 ・私は他の人より「指」が長いです。(本当!) 短い人にはちょっと無理かも・・・ ・少しは指立て伏せなどして指も鍛えています。 ・持ち方や見せ方など一連の動作は、本当に何度も何度も練習しました。 以上、私にしては大ヒント(?)です。 |
投げ上げる寸前の持ち方。これは出血大サービスの大ヒントですが、これから先も血のにじむような(?)特訓をしないと曲がりません。 |