夏休みファミリースクール 


 1999年8月18日,19日と愛知県の「東邦ガスエネルギー館」で開催された「夏休みファミリースクール」に実験講師として参加しました。18日はトヨタ自動車技師の太田和秀さんと,そして19日は京都市立伏見工業高校の山口道麿先生とのペアで,2日間合計4回,延べ600人を対象に実験を繰り広げました。実験テーマは「エネルギー教室」です。エタノールや気体の圧力,水素ガスその他を動力源として簡単な実験を行いました。NHKTVテレビ愛知,地元のケーブルテレビをはじめ,数社のマスコミが取材にきました。

 ※以下の画像はすべてテレビの映像からです。

 テレビ愛知の午後のニュース番組からの映像です。エタノール蒸気と空気の混合気体が爆発して空き缶に差した紙コップが2m以上も飛び上がる実験です。この実験もこれまでに知られたものとは異なり,とことん安全に配慮した手法を用いています。詳細は開発実験器具のページをご覧下さい。
 同じくテレビ愛知からの映像です。500mlのペットボトルがエタノールと空気の混合気体の爆発で飛んでいく実験の点火の瞬間です。

 この実験は演示性が高く,いろいろな方から安全な手法に関する問い合わせがきています。同様の実験をやってみようと思う方は,この映像だけを見て安易に真似するのではなく,ぜひじっくりと開発実験器具のページをご覧下さい。安全に関する注意を詳細に記してあります。

 こちらはNHK総合テレビ「おはよう日本」からの映像です。爆鳴気の爆発を手に持ったチューブの中で体験するという良く知られた実験です。

 これも今までに知られた手法に加え,渇ネ学共栄社の米谷彰さん&村田直之さんが安全に留意して改良された方法に,さらに独自に工夫を加えた手法を取り入れています。簡単に言うと,演示の派手さを追求するのではなく「安全第一・100%確実」を目指した手法です。現在まで200発以上の実施で,危険場面もなく,不発もなく確実にできていますが,さらに良い手法を追求しています。

 同じくNHK総合テレビ「おはよう日本」からの映像です。水素ガスの爆発がクリーンエネルギーの開発につながるという話をしているところです。

 この「語りかけるような手法」は私も(一応?)所属しているガリレオ工房(滝川洋二先生代表)の「サイエンスライブショー」をお手本にしました。

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海老崎 功 ebisan@mbox.kyoto-inet.or.jp