|呼びかけ|伊藤孝司さん|日程と会場|参加協力・スタッフ募集|コトパンジャン・ダム裁判|リンク| |
今年3月28日、インドネシア・スマトラ島中部に日本のODA約312億円で建設されたコトパンジャン・ダムの被害者住民4535名が現状回復(ダムの撤去)と損害賠償を求めて日本政府、東電設計(株)、JICA(国際協力事業団)、JBIC(国際協力銀行)を訴えました。これは、昨年9月の第1次提訴3861名に続くもので合計8396名の大原告団となりました。また、ダムによって生息地を奪われ、餓死、水死したスマトラ象、スマトラ虎、マレーバクなどの希少動物を含む自然生態系(代表者として現地NGOのWALHI[インドネシア環境フォーラム])も原告として加わりました。 そして、7月3日(木)、東京地裁で第1回の公判(口頭弁論)が行われました。いよいよ日本初のODA裁判が始まったのです。裁判所は、支援者の着ていた「NO MORE ODA」と書かれたTシャツを「示威行動だ」などと決め付けて退廷を命じるなど、冒頭から政府寄りの横暴な姿勢をあらわにしました。また、月1回のペースで公判を行うことを提案し、早期結審をはかる姿勢を見せたり、自然生態系部分を切り離して棄却の意図をうかがわせたりしています。これを許さないために、私たちはODAや環境保護、公共事業見直しに取り組む団体とも協力して、被告、裁判所を包囲する大きな運動を進めたいと考えています。 「援助」の美名に装われたODAですが、イラク戦争では国連非常任理事国に対する同意獲得のための買収工作として使われました。ODAは今や戦争協力にまで踏み込もうとしています。この裁判は、こうした数々の問題を抱えた日本のODA政策全体を裁くものでもあります。 次回9月11日の第2回口頭弁論をひかえ、私たちは破壊された現地住民の生活や自然環境の実態を広く日本の市民に知らせ、この画期的な裁判への支援を訴える写真展キャンペーン(フォトジャーナリスト 伊藤孝司さん他)を行っています。被告4者と司法の厚い壁を打ち破り、現地の人々の切実な願いを実現できるのは、市民の良識だけです。ぜひ多くの方々に各地の写真展にご参加・ご協力いただきたいと思います。それと共に大学で、団体で、地域で、職場で、あなた自身の写真展の開催にチャレンジしてみていただけませんか。(→パネル貸出の詳細はこちら) 9月11日第2回公判ではぜひ、東京地裁前に集まってください。大阪はじめ各地で予定されている報告集会にご参加ください。そして、あなたも支援する会に入会してこの裁判を支える一人になってください。よろしくお願い致します。
|
【写真展 開催日程と会場】
|
地域、大学、団体、職場で、あなたも写真展開催にチャレンジ! 写真パネルを貸し出します!
写真展スタッフも大募集! 【連絡先】
|
【お知らせ】 |
|
写真展キャンペーン/コトパンジャン・ダム
裁判支援にご参加・ご協力くださいコトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会 事務局
〒534-0024 大阪市都島区東野田町4-7-26-304 なかまユニオン気付 Tel 06-6242-8130 / Fax 06-6242-8131
担当: 三ツ林(携帯090-8382-9487
E-mail mituba@garnet.interg.or.jp )
桝田(携帯090-3050-2992
E-mail msd-4893@maia.eonet.ne.jp )