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病に臥している人のお見舞いに行くと、彼女が自分の足元を指さしてこう言いました。
「そこに子どもがいるから、手をにぎらせて」と。
私は、「子どもなんていないよ」と答えました。
彼女は子どもを亡くしているのでした。
しばらくたって、彼女はこう言いました。
「おばあちゃんが来たから、あなたはもう帰ってもいいよ」と。
彼女はおばあちゃんが大好きでしたけれど、もうとっくにいなくなった人でした。
それから程なく、彼女はみんなに導かれて、深い眠りにつきました。
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