注 死装束
注 ウコン
「☆当店が、春ウコンを押す理由
中国や、沖縄では、長い歴史の中で春ウコンが、効能が高いとされています。
当然何百年間も飲み比べてきたのでしょう。
肝臓によいのは、色素成分のクルクミンだけなのでしょうか?
やはり肝臓にすごくよいガジュツなどは、クルクミンの含有量が0です。お客
さんによっては、ガジュツの方が効くという方があるくらいです。
肝臓によいのは、クルクミンなどの色素成分よりもむしろ、ターメロン、シ
オネールなどの精油成分であるという説があります。ウコン研究の第一人者である元東京薬科大学の糸川教授や、国立小倉病院の水野先生などは、こちらの説です。
特に水野先生に至っては、世界的にみても沖縄本島北部の春ウコンは優秀とま
でいっております。
ちなみに当店は、沖縄本島北部産のみ使用。当店は、こちらの説を支持してお
ります。
また、私自身が飲み比べ春ウコンの優位性は、疑いもないものでした(これ
は、個人差があると思いますが)。
ぜひ皆様にも飲み比べて頂きたいのものです。
また、琉大内でも、意見が分かれているそうです。
秋ウコンが、よければ発酵までさせないで使用するのではないでしょう
か。」
結論としては、やはり自分で試みてその経験から結論を出せばよいと思います。私はこれまで通り春ウコンを愛用していこうと思っています。クルクミンはその化学構造を見ると発ガンと関係するラジカルと結合する能力を持つことがわかります。また抗酸化剤としても働くことがわかります。いずれも健康に貢献する働きです。
ウコン、がんにも有効 世界的研究者が報告 都内で行われた発表会には、クルクミン研究の世界的権威で米テキサス州立大MDアンダーソンがんセンター教授のバラット・アガワル氏や日本人研究者ら計5人が参加した。 この中で、アガワル氏は「クルクミンを摂取すると、がんのリスクが低減するほか、肥満、糖尿病、高脂血症などほとんどの慢性疾患を予防できることが実験で示されている」と強調した。 秋田大大学院医学系研究科の柴田浩行教授も「大腸がんの治療中にクルクミンに出合った。クルクミンは数多くの病気の因子を標的にできる成分として期待できる」と報告した。 このほか、静岡県立大薬学部の森本達也教授が「心臓病にも効果がある可能性が高い。現在臨床を進めている」と説明した。 京都大医学部の金井雅史助教は、膵臓(すいぞう)がん治療の新薬としてクルクミンが注目されていることや自然由来の成分であり安全性が極めて高いことを紹介した。
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注 不動産購入時に考えなければならないこと−2004年
"先週、国交省は全国の基準地価を発表しました。都市部で下げ止まりや上昇が見られる一方、地方では下落が止まらないという傾向がより顕著になっているようです。大手既成メディアは「二極化」と言っていますが、要するに需要のある土地とそうで ない土地の価格差が開いているということです。この傾向は今後もずっと続くのでしょうか。"」
"大手既成メディアでは、不動産関係の広告が入りやすいせいか、地価が下げ止まっ て、これから上昇するという雰囲気を「何とか醸し出そうとしている」ような気配を 感じますが、土地や不動産を購入する(投資用、使用用の別を問わず)にあたっては、 幾つかの注意が必要です。
個人の場合でも、(1)投資用マンションなどは業者の粗利が売価の3割程度もあり割高、 (2)資産として不動産にリスクが集中しがち、 (3)借入金利が市中金利よりも不利(1,2%のスプレッドといえども大きい)、 (4)金利変動ローンの場合金利リスクがある、 (5)20年、30年後の資産価値は土地以外ほぼゼロ(マンションは不利!)、 (6)ライフスタイルや家族の変化に物件が合わなくなることがある、 (7)インフレなどで金利が上昇した場合不動産価格は下がる、 (必ずしもインフレに有利ではない)、 (8)日本は趨勢的に人口が減るので不動産需給は長期的に緩和気味、 (9)目下、大都市圏のマンションは供給過多気味、 (デベロッパーが再建計画が順調であるように振る舞うべく、供給過多。 オーナーは居ても、高い家賃で住む人はそんなにいるのか?) (10)特に一棟でなく一戸単位の場合管理が難しく割高、 (11)空室リスクがある一方、嫌な店子でも追い出すのは難しい、 (12)目下のアメリカの不動産バブルが弾けた場合の世界的影響、 などに注意しなければなりません。 もちろん、ライフスタイルは人それぞれですし、不動産を所有する楽しみもありま すが、ギリギリの生活でローンを組んでまで不動産を購入しようとするサラリーマン などを見ると、「不動産購入くらいしか、自分で決められる人生のイベントがないの ですか? 退屈な人生ですねえ」とお節介な皮肉を言いたくなることがあります。も ちろん、余計なお節介だと弁えているつもりなので、本当に口にすることは滅多にあ りませんが。
また三菱証券 IRコンサルティング室長三ツ谷誠氏は
地価の下落に対して「二極化」の議論が盛んですが、不動産の素人として僕が感じ るものは、「下げ止まりの傾向が見えた」「都心の一部の土地が反発した」という報 道以上に、やっぱり殆どの地域で土地が下がり続けている、事実の重さです。と述べておられます。
注「風考計」から
君が代と皇室 千代に八千代に続くには
3月28日の当コラムで「君が代に2番を加えていたなら」と書いたら、何人もの
方から指摘があった。君が代にはもともと2番があったのだ、と。
調べると、1881(明治14)年発行の音楽教科書『小学唱歌集初編』に載った
「君が代」には、なるほど2番がある。「きみがよは 千尋の底の さざれいしの
鵜(う)のゐる磯と あらはるるまで……」。歌詞はまだ続くのだが、何と1番に
も「こけのむすまで」の続きがあるではないか。曲も違う。似て非なる君が代だった
。
ミステリーじみているが、これは実際には余り歌われなかった。同じ頃にできた
もう一つの君が代が天皇をたたえる歌として広まり、事実上の国歌になっていく。
そこに2番はなかった。
◇ ◇ ◇ ◇
天皇が「現人神(あらひとがみ)」とされた時代は敗戦で終わったが、君が代は
そのまま残った。そこに違和感があったのだろう、例えば読売新聞は社説で「われ
われは、この新生日本にふさわしい新しい国歌を要望している」「歌わされるもので
なく、歌いたくなるものが作られなければならない」と書いた(1948年1月25
日)。
しかし、新国歌はできなかった。ならばこのとき、せめて君が代に新たな発想の
2番を加え、戦後的なメッセージを盛り込めなかったか。私が言いたかったのは、
そういうことだ。
多くの方から共感のお便りをいただいたが、うかつにも、すでに同様の提唱者が
いたのを知らなかった。
例えば朝日新聞の先輩でもあるジャーナリスト伊波新之助さんは、国旗・国歌法が
できた99年、月刊『戦略経営者』9月号で「君が代に2番、3番をつくろう」と
唱えていた。2番は「国民(くにたみ)われら」で始め、国民の繁栄や幸福を願う。
3番は「集えるわれら」などとして、日本に住む人々の共生をたたえる。そんな案だ。
そのころ「人類の理想を掲げた2番を」と、朝日新聞に投書した読者もいた。
載らなかったのは残念だが、もしこんな発想が実っていれば、いまどき国旗国歌を
めぐって強制だの処分だのという騒ぎはなかっただろう。
さて、政府によれば、君が代の歌詞はいま、天皇を象徴とする我が国の末永い繁栄
や平和を祈る意味だ、とされている。ともあれ君が代を国歌に定めたことは、将来に
わたって天皇制を続けるという宣言でもあった。
確かに多くの国民はいまの天皇制を支持し、その継続を疑ってはいない。ただし、
それは昭和天皇の人間宣言以来、国民を大切にしよう、外国とは仲良くしようと、
皇室も心がけてきたからに違いない。現在の天皇陛下が即位に際し、「皆さんととも
に日本国憲法を守り……」と述べられたことも記憶に残る。
◇ ◇ ◇ ◇
同じ意味で、皇室が美智子皇后に続いて雅子妃を民間から迎えたことは、大きな
できごとだった。君が代に2番はなくとも、いわば皇室が2番の精神をもってきたと
言えまいか。
だが、果たしてこの延長で天皇制は安泰だといえるのか。いささか疑問に思えて
きたのは、言うまでもなく、かねての「お世継ぎ」問題に加え、雅子妃の体調不良と
、皇太子殿下の「人格否定」発言がきっかけだ。
国民に祝福されてプリンセスとなった元キャリア外交官が、皇室のしきたりや
世継ぎ問題に悩み、生きがいだった外国訪問の機会も奪われて、健康すぐれぬ日々で
ある。それを必死にかばう皇太子殿下……そんな悲劇と愛情のストーリーが、世の
関心を集めないはずはない。週刊誌は毎号のように競って「内幕」を報じている。
正確な事実はよく分からないが、確かなのは現代社会における皇室の存在がいかに
難しいかということだろう。君が代が生まれた時代とは、社会が全く違ってしまって
いる。
例えば、戦前は皇位を継承できる皇族の範囲がずっと広かったし、大正天皇のよう
に皇后以外の女性を母とする天皇もいた。男系の男子継承による「万世一系」を可能
にした仕組みである。いまでは考えられないことだ。
一方、これほど自由な社会も、高度情報化時代の到来も、君が代ができたころには
想像もできなかったろう。
皇族はいつもカメラの放列にさらされ、メディアの関心事だ。スターの有名税に
似てはいるが、喜怒哀楽をぶつける自由はない。それどころか、言論、宗教から住居
や仕事まで、国民が享受する自由をほとんどもたないのだ。とくに民間から入った
身には、このギャップがどれだけこたえることか。
伝統の重みをもつ皇室は、世俗と隔たりをもたなければならない。そんな声も
分かるが、この時代、果たしてそれだけで皇族方が楽しく、幸せを感じて生きられる
だろうか。
少なくとも欧州の国々の王室のように、もっとオープンで人間らしい生き方が許さ
れなければ、皇室はどこかで行き詰まる。女帝を認めてお世継ぎ問題をしのいでも
、婿さまのなり手は簡単に出てこまい。
君が代は千代に八千代に……と続くには、一体どうすればよいのか。国歌の歌わせ
方などよりも、その方がよほど大事な国の課題だろう。 (2004/06/27)
注 シナモンの効用
わたしは見なっかったのですが、テレビでシナモンが糖尿病に効くことが放映され、それ以来シナモン愛用者が増えたようです。わたしも関心があるので、その元になった論文を読んでみました。その論文はDiabetes Care 26巻3215-3218頁(2003)所載の、
"Cinnamon improves Glucose and Lipids of People With Type 2 Diabetes"という論文でMaryland州のBeltsville Human Nutrition Reserch CenterのRichard A.Anderson先生が主導して行った研究の報告です。報告はインターネット上で読むことができます。詳しいことはそちらに譲ってここには要点のみ記すことにします。
研究はパキスタン・ペシャワールのNWFP農業大学人間栄養学部で行われました。40歳以上の2型糖尿病患者(血糖値140〜400mg/dl) 男性30名女性30名を2群に分け(1群男性15名女性15名:各群の平均年齢52才)、1群にはシナモン入りのカプセル、対照群には小麦粉入りの同型カプセルを食後に40日間服用させその間20日目と40日目に採血し、そこで服用を止めて20日後に最後の採血をしています。各群はさらに3群に分けて1日量A群には1g、B群には3g、C群には6gずつ投与です。カプセル1個には500mg入れてあり、例えばA群は朝食と夕食直後に1カプセルずつ、C群では毎食後に4カプセルずつ呑むのです。なお各患者ともインシュリン治療は受けておらず、わが国でよく使われるグリミクロンのようなスルフォニール尿素系薬を呑んでおり実験中もその服用は持続させています。
血糖値だけでなく、中性脂肪、コレステロールについても改善が見られました。
[シナモンと血糖値]
第1表 血糖値 試験前 試験中 投与終了
20日後
群 シナモン投与量 0日 20日後 40日後 60日後
1 1g 11.6 10.5 8.7 9.7
2 3g 11.4 9.9 9.4 9.9
3 6g 13.0 10.2 9.2 11.4
4 (小麦粉1g) 0g 12.2 12.7 12.4 12.6
5 (小麦粉3g) 0g 12.4 11.8 12.7 12.6
6 (小麦粉6g) 0g 16.7 16.7 16.8 17.0
[シナモンと中性脂肪(mmol/l)]
第2表 血糖値 試験前 試験中 投与終了
20日後
群 シナモン投与量 0日 20日後 40日後 60日後
1 1g 2.25 1.92 1.57 1.67
2 3g 2.75 2.74 2.01 2.16
3 6g 2.48 1.81 1.91 2.07
4 (小麦粉1g) 0g 2.31 2.38 2.50 2.45
5 (小麦粉3g) 0g 2.38 2.42 2.39 2.21
6 (小麦粉6g) 0g 2.55 2.66 2.52 2.65
[シナモンとコレステロール(mmol/l)]
第3表 血糖値 試験前 試験中 投与終了
20日後
群 シナモン投与量 0日 20日後 40日後 60日後
1 1g 4.91 4.32 4.32 4.09
2 3g 5.51 4.76 4.09 4.03
3 6g 5.30 4.63 4.65 4.86
4 (小麦粉1g) 0g 4.58 4.67 4.58 4.78
5 (小麦粉3g) 0g 4.81 4.71 5.04 4.94
6 (小麦粉6g) 0g 5.51 5.69 5.66 5.84
[シナモンとLDLコレステロール(mmol/l)]
第4表 血糖値 試験前 試験中 投与終了
20日後
群 シナモン投与量 0日 20日後 40日後 60日後
1 1g 2.66 2.28 2.48 2.35
2 3g 2.77 2.43 2.04 1.97
3 6g 2.87 2.56 2.59 2.72
4 (小麦粉1g) 0g 2.30 2.30 2.20 2.40
5 (小麦粉3g) 0g 2.56 2.40 2.66 2.79
6 (小麦粉6g) 0g 3.03 3.15 3.28 3.36
なぜシナモンが2型糖尿病患者に血糖値、中性脂肪、コレステロール値の改善に有効なのかについても多少議論されていますが、ともかく1日1-6gのシナモン少量摂取が有効であることをデータは示しており、持続性もあるので必ずしも毎日摂取しなくてもよいとも述べられています。シナモンに抗酸化性が認められることも興味深いことです。
注 産油国とドル
米国が超低金利を続けたため、産油国が運用先をドルから金利の高いユーロに移しています。BISに加盟するサウジアラビアなど産油国のドル建て預金の比率は、2001年7−9月期の75%から2004年7−9月期は61%に低下。一方、ユーロ建ては12%から20%に上昇しました。資産のドル離れがさらに進めば「巨額に膨らんだ米国の経常赤字が一段と悪化し、(好況が)持続できない可能性がある」と警告しています。 【ロンドン2004年12月5日共同】
注 航空自衛隊のイラクでの輸送
2004年12月09日毎日新聞朝刊所載の共同通信記事によると、空自は3月以降C130輸送機によって、空輸を約100日実施し、運んだ人員は約4400人。内訳は部隊の交替で出入りする陸上自衛隊員延べ約3000人。米兵ら約1200人。国連・日本の外務省の職員約200人で、米兵はほとんどが武装しておりイラク前線への配備兵と帰任兵がほぼ半数ずつ。
物資は計190トン。医療品など人道支援物資と米軍関連物資をそれぞれ約80トン陸自の装備品約30トン。