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ギリシア占星術文書目録4350_034

カルデアの12年周期





[底本]
TLG 4350 034
Dodecaeteris Chaldaica (e cod. Scorial. I R 14, fol. 168)
Astrol.

Date of manuscript = A.D. 15
K.O. Zuretti, Codices Hispanienses [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 11.1. Brussels: Lamertin, 1932]: 159-164.



11,1.
(159)

12影像における時節の誕生について

 時節が天秤宮に生じれば、〔それは〕金星の宿である。これの下にあるのはクレーテーとカルケードーンである。ここに強壮なものたちが見当たらないのは、降雨過多と、人間どもや言葉なき〔動物〕の肥満過多のせいである。愛顧も過剰であるが、蟹座(PagouvroV)の下にある民が害されることはない。下に横たわる処女宮つまりプリュギアとガラティアには、果実の生産において裨益される。しかし初めに種を播かねばならない。もし遅れると、使いものにならなくなる。夏には夜間に焼け、時節も植樹や言葉なき〔動物〕に悪い。さらに四肢の痛みや咳によって病が起こる。しかし生まれる女児たちにとっては美しい機会である。
 時節が白羊宮に生じる場合。この宮の下にあるペルサイと東方全体に有害である。この族民には、男たち・女たち・牛たちの致命的〔疫病〕が降りかかり、彼の地における食糧が悪い。プリュギアとガラティアには肥満過多、この機会に北風が起こり、(160) 冬は寒く、そこに雪と雹が生じる。そこでわれわれは各々オクトーブリオス月の第2日から8日間に種を播かねばならない。この時節は果実を先に取ることなく、多量の果実をもたらすこともないのは、降雨が遅く、しかも突然に大雨が起こり、その後晴天になるからである。またこの時節に用材を先に採ったり伐採する者はいない。しかし言葉なき〔動物〕は太り、夏も望ましい。オクトーブリオス月も、ノエムブリオス月まで。暑く、その後で冬が始まる。種子は美しいとき、悪いときがあるが、葡萄とオリーヴは美しいが、病と眼病が生じるが、痩せた女たちは強壮になる。
 時節が金牛宮に生じれば、この宮にビベーリアの宿があり、この下にアイギュプトスとペートス???がある。この者たちを飢えと致命的〔疫病〕が呻吟させ、彼の地への入場も万事において悪く、嵐は大きく、彼らの患難となる所以は、牛たちや羊たちの致命的〔疫病〕がプリュギアの戦乱の下にあって、そこでの入場が美しくなることもないからである。風は西から〔吹き〕、冬の初め炎熱と、中程に2日間の大嵐があり、雪と結氷が生じる。種子はオクトーブリオス月の初めから25日間に播かねばならない。しかし苦労は多く、夏も焼かれるのは、風が多く生じないからである。しかしオクトーブリオス月とノエムブリオス月には起こるだろう。また海には溺死させる〔風〕が起こる。また病は多く且つ悪い。また女たちは失踪し、民の中には果実のせいで失踪し、時節は果実に満たされる。???
 時節が双痔宮に生じる場合。

2018.09.22. 訳了


[カルデアの12年周期]
 このシリーズに、同じ題名のテキストが他に2編含まれている。
 ・4350 125
 ・4350 207

forward.GIF月の徴について