まちづくりコーディネーターは頑張っている |
二人はまちづくりセンターの大事な人材だし、リム先生の言葉にカチンとくるところもあるので、OBとして応援演説をしたいと思います。
立誠の場合、リム先生がアドバイザーに入っていただいて、会議で一言で雰囲気を変えていただいたのですが、そういうポイントポイントだけじゃなくて、ずっと一緒にやっていくのがまちづくりコーディネーターの立場だと思うんです。
どのまちづくりも、まちづくりの半ばだと思います。
私も立誠に入って一番大事だなと思ったのは、山本会長をはじめ、皆さんが思いとビジョンをもってやられている、それでも地域のお世話役として間にたって頑張っておられる。
地域の資源を生かしてとか、いろいろなことを知った上で、地域の方々と一緒にデザインするのがコーディネーターの役割じゃないかと思います。
コーディネートするときには提案力は必要だと思います。地域のなかで「こうなんじゃないですか」と提案するリーダーシップ的な要素は必要だと思うんです。誰のためにやっているのかというと、やっぱり地域の方々がその人の人生が素晴らしいものになる、いいものになる、皆さんが頑張っていることを実現することだと思います。ただ道半ばなんで、いつチャンスが来るかわからない。仕掛けることも良いけど、仕掛けたあと終わったら、私はまちづくりコーディネーターではないと思います。だから地力をつけ続けることが一番だいじなんじゃないかと思います。
リム:
いくら良い提案しても、やろうとするかどうかは、地域の決断なんですよね。逆にいうと地域の人が是非やりたいと思うような提案力をもってもらいたいと思います。
最後に恩師でもあり、京都景観まちづくりセンターの理事長でもある三村浩史先生にご感想をお願いしたいと思います。