食旅と観光まちづくりセミナー記録
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食旅とは何か

 

■食旅の定義

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今日のテーマ
 今日のお話のテーマです。

 この中で食を目的として旅行した人はいますか?
 半数ぐらいですか。結構いますね。

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食旅の定義
 定義です。

 難しく考えないで、旅行者がどう考えているかで、食旅かどうかを考えれば良いと思います。また旅行を受け入れるほうが食を中心に考えているかどうかもポイントです。

地域の食とは何か
 また地域の食とは何かです。

 こういうイメージではないでしょうか。

     
    「その土地でとれた、その土地ならではの食材」で、
    「その土地固有の、その土地ならではの調理法」で、
    「その土地の料理人が、その土地で修行した料理人が料理」し、
    「その土地の食べ方」で、
    「その土地らしい食事場所」で、食べることをいう。
 

■旅行の目的は食?

食旅の人気度(『食旅と観光まちづくりセミナー記録(以下、略)』p13図表(1))
 温泉旅行が常にトップですが、グルメと自然観光が2位、3位を占めています。

余暇活動への希望(p14図表(2))
 レジャー白書では、国内旅行が1位で、外食が2位、ドライブが3位です。ここでの外食はデートとか、お誕生日にちょっと美味しい物を食べに行くということですが、考えてみると、ドライブと外食、旅行と外食が組み合わさると食旅になるということです。

旅行先の選択基準(p15図表(3))
 日数や予算は除くと、1位、2位は宿泊施設とリラックスです。

 本来、旅行の目的と思われていた「行きたいスポット」があるかどうかより「食べ物」が上位に来ています。

訪日外国人旅行者(p17図表(4))
 中国や韓国、東南アジアの方が多いのでショッピングが1位ですが、2位は日本の食事です。私のゼミの学生も日本の食事に憧れています。


■調査概要

調査概要(p22)
 本書のベースとなった調査の概要です。

 インターネットによる600サンプルの調査です。

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