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あまりに大阪的な
梅田のど真ん中、 足早に通り過ぎる人々のなかで、 ビールをのみくつろぐ人達。 このミスマッチなセッティングを楽しんでしまうのが凄い。
前田裕資(学芸出版社)
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ファッショナブルな装置空間
神戸の都心三宮の街かどである。 地下鉄駅に通じる地下街の出入り口、 空中デッキと階段、 グランドレベルの街かど広場等、 立体化する都心の装置空間がコーヒーメーカの広告塔としてのアンテナレストショップを核としてファッショナブルに構成、 デザインされている。
後藤祐介((株)ジーユー計画研究所)
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不特定多数が使う溜まり場
神戸の都心・三宮の国際会館1階と地下街さんちかタウンを結ぶ通路であり、 レストスペースとしての階段状の溜まり場である。
ここは、 グループ、 孤独な独り者、 アベック等々、 不特定多数が任意の目的で、 任意の時間を潰し、 去っていく。 「何のために、 何時間座っているのか」…そんなことが気にならない、 神戸で最も「都心」らしい空間の一つと思う。
後藤祐介((株)ジーユー計画研究所)
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地下街のオープンスペース
地下街は、 都心的な場所のひとつに思える。
雑踏の街の中で、 オープンスペースは、 人々のよりどころにもなり、 ちょっと一息つける場所として、 街のゆとりになっているのではないだろうか。
津田勇夫(グランドプラン)
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待ち合わせアトリウム
ターミナル近くで、 雨に濡れずに待ち合わせができる魅力。 様々に人が行き交い、 立ち止まり、 そして隣の人のことは敢えて気にしないディス・コミュケーションのなかで生まれる場所の秩序が都会らしい。 自由であることは自律することなのだろう。 それが都市のパブリックスペース。
フォーラムワーキンググループ
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「毎年恒例」を生み出す都市空間
京都駅ビルの大階段で毎年恒例になっている駆け上がり大会の様子です。 2001年で4回目を数え、 出場各チームはこれのためにトレーニングを積んでいるそうです。 この大階段には「毎年恒例」を生み出す空間力というものがあって、 その積み重ねがまたこの空間のシンボル性を高めている気がします。
橋岡佳令((株)竹中工務店)
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都心のユニバーサルデザイン
阿倍野に展開した大型商業施設HOOPはそのアトリウム空間を外部化し都市に広場を提供している。 この広場は単に商業の付帯機能としてでなく、 フレキシブルでバリアフリーなユニバーサルデザインの都市空間として、 人々の多彩な営みを支えていこうとしている。 都心の質はこのような準公共空間で決まると言っても良い。
清水治彦((株)竹中工務店)
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創出空間」としての公開空地
総合設計制度の適用により生み出される公開空地は、 高密度開発が求められる都心らしい空間である。 そこは景観上の「空地空間」であると共に、 都心で働く人、 住む人たちのための「滞留空間」でもある。 今後はそこへ人を集めるしつらえがされ、 何かを生み出していく「創出空間」となっていくことも必要ではないだろうか。
フォーラムワーキンググループ
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