2007年　JUDI関西海外交流セミナー　記録

メキシコの建築デザインと文化風土

　１９９７年に最初の海外セミナーをイタリアの小都市メルカテッルロを舞台に開催して今年で第１１回をむかえる。
　今回は、ブラジルに次いで２回目となるアメリカ大陸の訪問地としてメキシコを選んだ。
　ルイスバラカンのあざやかな彩りの建築、アステカの遺跡と植民都市の文化が織りなす風土にふれ、日頃の日本での都市問題、環境問題に倦んだ心と体の癒しを求めての企画である。

　この呼びかけにより、７人の参加が得られた。
　今回、現地では学術的な交流企画は頓挫して実現しなかったが、世界遺産に指定されているバラカン邸の予約見学、首都メキシコシティ近郊の都市のしつらえ、遺跡、市場都市プエブラとその近郊の教会群を歴訪したこと、そして朝食から深夜にわたる「今日の印象、明日の企画」に７人のメンバーが一体となって行動がとれたことにより、ある種さわやかな海外セミナーであったと思う。海外交流は「海外におけるセミナー参加メンバーの深い絆を確認する交流」であった。

海外交流セミナー委員長　　難波　健

■　セミナー参加者

■　行程概要

■　記録

■　セミナー参加者

　　　江川　直樹　　　関西大学
　　　大矢　京子　　　都市環境ﾗﾝﾄﾞｽｹｰﾌﾟ
　　　角野　幸博　　　関西学院大学
　　　長町　志穂　　　ＬＥＭ空間工房
　　　難波　　健　　　兵庫県
　　　　　　　　　　　（以上　ＪＵＤＩ会員）
　　　石丸　信明　　　建築家
　　　黒松　晃子　　　関西大学学生

■　行程概要